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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.75 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から72
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによる、 ピューソンの一掃。
 ラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内を出撃させる。
 この街の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花が咲きはじめる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現した。
 リリィの前に、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチが登場。
 リリィ VS ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 フリーマン VS リリィが戦いをはじめる……。
 リリィ VS フリーマンの攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。
 リリィの毒に犯されるフリーマン。 体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みた。
 試みは外れ……ふらふらなフリーマンは、 密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。
 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達する。
 上空から見たマロニエシティは、 街半分が崩壊している。
 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。
 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……
 正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……
 が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガは、 その力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにした。


   73
 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。



(ここから本編の続き)



   74

 SWEYEを駆使して警戒している俺の横で、 マテラも肉眼であろうが巷を見ている。
 「へんね、 何処にもそれらしき変異はないわね、 アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……なんて、 ローテンローゼンのデマかしらね、 フリーマンさん。 ふふっ」
 「デマはないぜ。 それなりの地位があるようだぜ、 ローテンって。 脅すにしてももっとましなことを言うはずだ」
 「うん。 でも、 どうしてローテンローゼンはマロニエシティから撤退したのかしらね……」
 「わかんねえ、 が、 ローテンも派遣じゃねえのか」
 「派遣?」
 「ああ。 ここマロニエシティ……と言うよりジパン半島を含むエジア領地地方を担当しているのがダークなレジェンズのアーマーロック将軍とか言う其奴だと思えるがな、 俺には」
 「なるほどね、 ダークなレジェンズさんたちも、 一掃ミッションをするのに各地で手を焼いていることがあるって言うことだわ、 ふふっ」
 「で、 ローテンは、 たぶんだが、 オ・フランとその周辺都市をの領地……ユーロン地方の南が担当じゃねえのかな? っで、 ここに俺と融合したフルフリーがいて何事も起きていないから様子を見に来たついでに仕掛けてきたのかもな」
 「うんそうね、 そう考えれば、 相手にしては好機のこの有様にトドメ刺さずに撤退ってあり得ないわね、 ふふっ」
 「ああ。 それにその前に、 俺はあるミックソンと遭遇している。 俺流で言うとトラコウだ。 ベンゴルタイガー形ミックソンで翼まで生えていやがった。 それと、 マロニエ城牢奥でイーグル形ミックソンもローテンと密会しているのを見ている。 この中のフルフリーは未だ何も仕掛けようともせず、 俺の意のままにライトニング・エナジーを使わせてもらえているがな」
 「それって、 (耳打ちして)……リョウガさんが勝っちゃったんじゃないのかしら……稀にあるみたいよ、 レジェンズの意に勝ってしまう、 ピューソンの意って。 ふふっ」
 「そうか、 ま、 いいさ。 それならそれで。 ピューソン一掃なんて俺には関係ねえし。 興味ねえ。 ピューソンがいなくなっちまったら……(と、 耳打ちマテラの顔に、 この顔を正対させつつ……)ピューソン時の商売あがったりになっちまうしな」 と、 マテラの顎をロックして…… 「そうね、 ふふっ」 と、 俺を見つめるマテラ。 と、 ソフトキスと相成って……
 「チャイ・メトロ・シティはここからすれば西だな」
 「うん、 直線距離で二千キロメートル以上はあるけれどね。 それに、 通常に進軍してくるとすれば南西の開けた……」
 「が、 相手はミックソン軍だ。 尋常は無視も出来るはずだ」 と、 俺は西から南西を見る。
 「マロニエシティは他の都市からすれば小規模だから……それにここに辿り着くまでには三十近くのシティなどの群衆があるわ、 ミックソン率いる一個小隊と言っても、 各御当地ミックソンに阻まれて……」
 「そうだな、 それも考えられるな」
 「よし、 エリサやエルサの姿も見あたらねえが、 そう簡単にやられることも考えにくい二体だ。 飛んでみるか」 と、 胸の前、 指を軽く空を示す。
 「ええ?」 チャームなプチ困惑顔を見せるマテラ。
 「面倒くせえからこっちから出向いてやるか!」 と、 俺はにやけ顔を見せて、 マテラの細ウエストを抱き寄せる。 ハッとした瞬間のマテラを、 かっさらうように俺はジャンプする。 「まだ光るなよ。 まずは上空から敵情視察だ」
 「敵情……視察……てえぇぇぇぇ……」 と、 マテラは変顔する。 そしてマテラの巫女コスチュームの生地が厚みを増し……はだけている手首や胸元に襟と、 覆った。 が、 温もりはそのままだ。 ま、 所謂犬猫などの獣が冬季を迎えて、 毛をふさふさに生やしたりするあれと同じことだ。
 俺は上空推定一万メートルでホバリングに入ってマテラの様子を見る。 今度はオゾン層に届かない空域だ。 ま、 ピューソンなら最高峰のあの山よりも高い位置だ。 酸欠や凍傷……尋常でいられないところだ。 が、 マテラはミックソンだ。 それにオ・フラン上空でジャンプしたときよりは全く低い……それに今は夜だ。 ミックス・ヒトガタならその能力を最大限に生かせる時間帯でもある。
 西の地で光った。 朱色の炎が……大きくなっている。 ドォ~ン! と言う爆発音がこの耳にもやっと届いた。 瞬間マテラが顔を上げ俺を見た。
 「あそこって、 セントオオジョウ・シティの辺りよね」
 「ああ。 見える。 指定保存グローバル遺産の五重塔が……大火に覆われているぜ」
 「行ってみましょう、 マロニエシティには敵意あるミックソンは姿がないようだわ、 ふふっ」
 と、 マテラは輝いて例のワームホールを開いた。




      ……次回お楽しみに……m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
    ひとりぼっちが好きでも、
   何かと他人と関わっちまうのが世の常だ。
    群れることと関わることは、
   似て非なる事だ。



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*


    [ぴかぴか(新しい)]改め、

  皆様、新年あけましておめでとうございます。

  本年も週末作家として、『HEART-BOILED☆LEGEN'S-2』

  STORYをこのブログにてお送りしますので、

  何卒よろしくお願い申し上げます。[ぴかぴか(新しい)]




    by:音太浪 m(_ _)m




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