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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.100(episodeー2ラスト) [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2 

   (episodeー2:ラスト)


                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1


  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から97
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらを出現させマロニエシティの壊滅を測る。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 敗れたため加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる。 一抹の疑問に気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 孤島の主ミックソン(マリ・アナン)に癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 新たなる相手軍団を知り、 マロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 ……マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半壊だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星間で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ。 少し離れた場所でエルサの姿がある。 炎上と凍結の二分された街。 物陰にW・ナチの姿が……。
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見るフリーマン。 正気を取り戻したエルサと共に、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガが、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを探るフリーマン。
 突き当てたフリーマンは、 エルサと共にウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられて仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる策は……果たして?
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……エリサが正気に戻した。
 マロニエのミックソン勢揃い!
 フリーマンとなっているライドウリョウガが称するモングジラン少将分身、その所帯に迫るとき、地鳴りを上げて迫る大群だった。
 モングジラン少将分身の大群が、 調達巻きスーパーセル状態となり、 フリーマン、 マテラ、 エリサ、 エルサ、 W・ナチを襲ってきた。
 フリーマンの未踏の大業が炸裂する……。
 未だ完全復活ならぬフリーマン。
 四天王美女ミックソンらがモングジラン少将分身の残党を倒す。
 夜明けを迎えて戦いの場に半日分の急速が……
 完全復活したフリーマン・ライドウリョウガは一旦マロコンに戻った。


   98
 久方ぶりに出会った、カリスマなホドガケ・タクシー運ちゃんのタクシーで、 俺は共にセントオオジョウ・シティに向かった……



(ここから本編の続き)



   99

 もう夕暮れが迫っている。 さしものカリスマダライバー……ホドガケ・運ちゃんでも、 十二時間は掛かってしまうのは制定距離二千キロメートルは多すぎたが……一千五百キロメートル前後の道のりでは致し方がないことだ。
 途中……SAに三箇所・ハイウェイじょうからの見た目では昼の時間帯のせいもあってピューソン以外のヒトガタ知的生命体を確認できなかった。 ま、 ルートとすれば、 山中を通る道筋で街や里が見えにくく……目にとまらなかっただけかも知れないが。

 いい女四方に抱いて……俺もご満悦だ。 「よし、 もうじき夜だ。 ここで公開セックスしても俺は一項に構わないが、 俺とすればそのことに集中したい、 時間も邪魔者も関係なく心おきなく何者にも黄をと垂れることのない……条件下でやりたいぜ」
 『ん』 と、 俺をソフトロックしている美女四人が打合せなど無縁で同時に頷く。

 ゆっくりと俺の密着方位が解かれはじめて……横一線に……右からセレン、 ヒトミ、 俺、 リサ、 リュウザキ・リナの順!
 例の山を臨んでいる……俺たち。
 「もうリサたちって、 正体バレバレだよね」
 「そうね、 リサさん、 リョウガさん、 ふふっ」
 「私も、 貴方達の戦う姿をマロニエ・シティで何度も見ているので、 術は全員のことを知っている」
 「じゃあ、 遠慮無く……変化できる、 かな」
 薄暗さが……こうして会話している間にも……夜といえる暗さになっている。
 山が……例のように蠢きはじめ……うっすら……徐々に……でかい生物の形状を露わにしていく……
 リュウザキ・リナの横に……ホドガケ・運ちゃんも、 とぼとぼ来て並んだ。
 「運ちゃんよ。 無茶するなよな」 と、 俺が言うと、 「そうね、 私たちの体力が無くなったら……タクシーで移動できるように温存しておかないとね、 ふふっ」
 「ホドガケって、 あのメタワンコ」 と、 リサが言う。
 「ああそうだ、 って、 何でリサが知っているんだ」
 「え? 何すっとぼけてるの、 リョウガ。 リサたちって……正体知っている……」
 「推理すれば……リサは………勝気泡で……エリサ。 ああ、 リサの頭にエをつけて……」 と、 今更納得の俺。
 「ははっ、 そんな天然も好き、 かな。 セレンは」
 「旦那ぁ、 あっしでもわかりやしたぜ。 目の輪郭は変えようがねえですから……」 と、 ホドガケ・運ちゃんまでが軽ノリツッコミ。
 いい雰囲気だ。 俺は群れるのはこういったプロフェッショナル性のる群れ方がいい。 正しく今が理想的な群れ方だ。

 もうそのほとんどが……本体・モングジラン少将になっている!

 「どうやら、 お茶縁はここまでだ。 時間で! ミックソンになる」 と、 俺。

 ホドガケ・運ちゃんも含む、 俺たちは・・もう一つの姿へと、 一瞬で変がする。 変化のポーズもアイテムも要らないし、 無い。 現実世界ではその合間を待ってくれる敵はいやしない。 寧ろ攻撃絶好のチャンスだ。 俺なら遠慮せずに攻撃させてもらうぜ。 自然界の弱肉強食には隙あらば……だ。 知的生命体の世界でも一瞬の隙が命取り、 なんていうことも否定は出来ないはずだ。

 「よくも、 くっしの分身たちを……」 と、 完全に出現したモングジラン少将。 怒りを露わに……声が重低音だ。
 が、 俺たち全員、 ホドガケ・運ちゃんのメタワンコすら、 怯まずだ。

 モングジラン少将がこちらに向かって一歩踏み出す。 ドスン! その容姿は、 形が鯨で鰭と口がモグラ。 鼻先にスクリューのような触覚が数本は得ていて……尾っぽは鯨の鰭だ。
 故知を開いて文句を言うのかと思いきや、 いきなりの水柱敵潮吹き……を見合わせてきやがった。 ま、 どうはじめようと生死に関わる戦いの場では卑怯でも何でもなく当たり前のことだ。
 俺たちは散る……回避するために……それぞれのポジショニングを得るために。
 有利で得意のスタンスがそれぞれにはある。 群れるとは固まっていることでなく、 それぞれの癖を理解して同じ目的に向かって対処することだ。
 エリサが空へ。 マテラがショートにテレポーテーションで瞬間移動し。 エルサがロックアイス・シールドをタイトに身に纏い。 W・ナチがとっふううを纏う。 それぞれが回避すると共に一斉にそれぞれの得意技を放ち……ある一点で混ざる。 炎、 光、 氷、 風! それぞれの音なジーを強調し合って混じり合ったそれはまるで、 ストーム! 名付けるなら 『ビッジ・フォース(四美女・)エナジー・レインボーストーム』 だ。
 水柱の先を襲って……ヒッとして、 更に水柱の円柱の円を切り裂いて威力衰えず突き進み……本体の口……モングジラン少将を襲った。 ヒットし狼狽えるも、 モングジラン少将は掠り傷程度で平然としている。 水柱の抵抗も手伝ってのことであろうと、 予測はつくが。 諸に喰らっていれば可成りのダメージを得られる合わせ技。 然も誰とて……アイコンタクトすらなく、 息が合ってしまっている。 これが本物の群れるだ。
 モングジラン少将が、 お! 以外にジャンプした。 ドスゥン! と、 着地した場所は経過にの庭のようだが、 建物一部を尻尾が襲ってしまっていて、 倒壊している。
 地響きももの凄い。 飛ぶためでなく。 場所を移動したようだ。
 モングジラン少将の高さは推定三十メートルはある。 特撮の水爆怪獣ぐらいの大きさか? 尻尾を腹に丸め背中向きで火炎放射の放射で空を飛んだが……所詮特撮だ。 このモングジラン少将が滑空するとは思えない。
 エリサは空にいたので影響はないようだが、 マテラとエルサとW・ナチは、 流石に吹っ飛んでしまったようだ。
 「ふふっ、 飛べもしないのに、 かわいぃ」
 「おどろいた、 巨漢の着地は要注意、 かな」
 「もう、 体勢を立て直して、 フリーマンも……」 と、 W・ナチ甲斐宇土、 「フリーマンはやらないよ、 エリサたちとはね」 と、 正体リサが俺をよく知っている。
 「もう一度体勢を立て直すわよ、 ふふっ」 と、 正体ヒトミも俺をリサ同様にご存じだ。

 「何故、 お前らは、 ダークレジェンズのミッションを邪魔する? 我々はピューソン一掃をするのが降臨してきた目的のミッションだが」 と、 可成り低い音色の声で俺たちに聞き取りやすく言う。
 「何故ってぇ……私はピューソンが駄目っておもっていない、 かな」
 「そういうピューソンもいてくれないと……つまらない世の中では、 媒体は売れないものぉ」 と、 職業病か? 正体リュウザキ・リナ。
 「私は、 御当地だから……マロニエ・シティを襲った輩を追っているだけだわ、 ふふっ」
 「エリサは……愛しちゃったのよ。 惚れちゃったのよ、 とあるピューソン男に。 融合してまもなくに」 と、 クールフェイスで俺をチラッと見る。
 「そんな身勝手な理由が通じるかあ! あのお方たちに逆らうとどうなるか……」
 「逆らう? おまえさんは、 自信の意志って言うものが無いタイプの知的生命体か? ま、 いい。 俺は此奴らのついでだ。 が、 この美女らが今では一人とて俺の身近から欠けるのは耐え難い。 それを護るためには何でもするだけだ」 と、 俺。
 俺の井を感じたか……ビッジ・フォースがポジション移動しはじめている……。
 「おまえさんは、 ダークなんちゃrって言う……奴らの仲間か?」
 「ああそうだ。 ダークレジェンズだ」
 「そうか、 じゃあ犬だな……成りは怪物だが、 ハートはお礼化に小さい……いや、 ないか?」
 「うっさいz。 貴様ぁ」 と、 口を開く……例の水柱発射! を、 予測したが俺は喰らってやった。 威力は凄まじく左肩が大きくえぐれた。 が、 呆気なく完治すた。
 「貴様! その能力は……フルフリー……ライトニング・エナぁぁぁぁぁ……」 と、 モングジラン少将に凄まじきエナジーショットが! が、 擦り抜けた。
 「ま、 あのビッジ・フォースが今は相手だ。 俺の援護サービスはここまでだ。 つええぞ、 ビッジ・フォースはな」 と、 俺はジャンプしてエリサよりも高く中にホバリング。 高見の見物地を特定確保した。
 ……下では、 モングジラン少将とビッジ・フォースの戦いが繰り広げられている。
 が、 ん? 何かがまた変だ! ビッジ・フォースらの攻撃が全て通り過ぎている。
 また、 何か……アンドロイド分身……ハイテク技術……テクノロジー……Tアイテム機器……バーチャル……3Dに4D……が、 たまにヒットもしている……例えばエリサのファイヤ・ショット単発なら受けてもいるが……ビッジ・フォースの合わせ技や単独の大業の致命傷になる業を透かしている……? W・ナチの突風も、 エルサのロックアイス・スピアも……O1 俺は見いだした。 それぞれの業が……今はマテラのシルバーアローだったが、 ある天を通る攻撃のときだけ透かしているような……と、 今度はエリサのファイヤーエナジーショットがその点を通るのを見通したように……透かした。 まさか。 バーチャル5D? 4Dまではもうとっくに巷に広がっている。 が、 その先のバーチャル化……進展考えの……5や6も……考えていると、 何かの雑誌の勝たすに記事で見たような……。
 ……確か……5Dは4Dの更なる進化で例えば物体が踏み込むとその情状が、 地響きやリアルな臨場感が得られる映像シーン。 で、 6Dは操作したい奴が中にいて……想像した物体をでかくも小さくも出来て……5D同様に臨場感も内外でリアルに得られる仕組みの映像とか……。 どこぞやの斑点途上都市で開発されていると……紹介していたマガジン誌があった。

 俺は興味を示してしまった。 と、 途端に指を点に向け……エナジーを感じた瞬間に振り下ろしてしまっていた。
 指先から、 ご存じの通りに一筋のライトニングが発射され……モングジラン少将に向かってマッハのスピードで空を切り裂き走る。 エリサの少し脇を通過して……モングジラン少将の脳天から入る……ま、 上からの攻撃は予測できなかったようだ。 完全ヒットした。

 上、 俺を向く……ビッジ・フォース!

 モングジラン少将の体がパッと消えて、 通常三メートル前後の身長体型になった。

 「おい、 貴様。 不意打ちとは帰郷だぞ」
 「卑怯? 勝手にルール決めんなよ!」 と、 俺が反論すると、 「そうよ、 エリサたちは生き死に賭けてんのぉ」 「殺さず精神でね、 ふふっ」 と、 透かさずエリサのリサとマテラのヒトミが俺を援護する。

 ワンワン、 ガル~ゥ! ガブッと! モングジラン少将の方を噛みつき襲うメタワンコ!
 「よしいいぞ運ちゃん」 と、 俺は絶叫する。 マテラも驚いたものの今はにんまり顔。 エリサも叱り・・エルサもW・ナチも……。 噛みついて振り飛ばしたモングジラン少将に、 メタワンコのホドガケ・運ちゃんは、 「とっととけえれ、 ころされないうちにな、 あっししゃあ新入りで、 殺さぬ派未だ耳にしていやしねえでな」 と、 また吠える。
 「うう・・」 と、 身震いするモングジラン少将は、 山のワームホールに消えていった。
 下のビッジ・フォースがメタワンコのホドガケ・運ちゃんに近寄り・・活躍を頌えている。
 「もお、 美味しいところ持っていくんだから……ふふっ」 と、 マテラがヒトミに戻る。
 「そう、 かな」 と、 エルサがセレンに……啜り笑ってW・ナチがリュウザキ・リナに……「あんとき始末しなくてよかったよ、 め、 リョウガ!」 と、 降りて、 メタワンコのホドガケ・運ちゃんに近寄って、 エリサがリサの戻り、 俺を見上げている。
 俺はプールに飛び込むように……地面に向かってUターンして……着地寸前でライドウ・リョウガに戻る。
 「だろぉ、 リサ」 と、 久しく腹から笑いがこみ上げた。

 ……そして俺たちは……メタワンコのホドガケ・運ちゃんのタクシーで定員オーバーながらも……マロニエ・シティはマロニエ・コンドミニアム・三〇二号室に……珍道中を展開しながら……戻っていった。

 ……ホドガケ・運ちゃんは、 愛妻家だ。

 俺たち独身……男女は……今回はリュウザキ・リナも含めて……心おきなくせっkすも下。

 ……マロコン・三〇二号室のベランダで……ゲストのビッジ(美女)を含め……一人がけレジャー椅子を横一線に並べて……まっぱで夕涼みの一時を今は過ごしている。

 それは、 贅沢で、 至福の境地で、 エロイズムさえ……美的感覚を包んでいる……何とも言い難い……バラ色混沌の夕べだ!



 読者の皆々様へ……ご静聴誠にありがとうございました。 m(_ _)m
 また、 お会いしましょう…… /(^o^)



     ☆わたしの私感&エピローグ☆
    ありがとう……
    この物語はフィクションだ!
    ま、 この宇宙の何処かに “地球” と言う惑星が存在し、
    その惑星内で読まれたならば……。
    ただし、
    この惑星ではノンフィクションかも!?
    姿・形はヒトガタ知的生命体の……
    面を被ったモンスター(MIXMON)化した者が、
    目の前にはゴチャゴチャいるようにしか、
    私の心には思えてならない!


    この宇宙全体に言えることは、

    陰陽の関係が熱にある!

    と、

    言うことだ。



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



    by:音太浪 m(_ _)m






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                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から96
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらを出現させマロニエシティの壊滅を測る。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 敗れたため加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる。 一抹の疑問に気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 孤島の主ミックソン(マリ・アナン)に癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 新たなる相手軍団を知り、 マロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 ……マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半壊だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星間で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ。 少し離れた場所でエルサの姿がある。 炎上と凍結の二分された街。 物陰にW・ナチの姿が……。
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見るフリーマン。 正気を取り戻したエルサと共に、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガが、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを探るフリーマン。
 突き当てたフリーマンは、 エルサと共にウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられて仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる策は……果たして?
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……エリサが正気に戻した。
 マロニエのミックソン勢揃い!
 フリーマンとなっているライドウリョウガが称するモングジラン少将分身、その所帯に迫るとき、地鳴りを上げて迫る大群だった。
 モングジラン少将分身の大群が、 調達巻きスーパーセル状態となり、 フリーマン、 マテラ、 エリサ、 エルサ、 W・ナチを襲ってきた。
 フリーマンの未踏の大業が炸裂する……。
 未だ完全復活ならぬフリーマン。
 四天王美女ミックソンらがモングジラン少将分身の残党を倒す。


   97
 夜明けを迎えて戦いの場に半日分の急速が……
 完全復活したフリーマン・ライドウリョウガは一旦マロコンに戻った。




(ここから本編の続き)




   98

 ファ~ン、 ファ~ン!
 と、 音を立てたタクシーが前から来て俺の脇で停まった。
 近づくところでもう気がついている俺。 タクシーナンバーMー363は、 ヒトミも俺も好感を覚えている黒メタワンコミックモンの “ホドガケ・トシロー” だ。
 無意識だが、 自ら手を挙げ近づく俺。 俺は意味なく人なつっこさは不要だが、 俺、 自ら認めたヒトガタには好意を持って接してしまっている俺でもある。 ま、 全てが忠実に我が心の赴くままに為していることで、 ま、 一般的には極々当たり前の行動でもある。

 「よ!」
 ウィンドーを開けて……ホドガケ運ちゃんが、 「旦那、 何処かにお出掛けで?」 と、 訊いてきた。
 「ああ、 ちょこっと、 セントオオジョウ・シティまでな」 と、 俺が答えると、 「そうですか、 よし、 乗って下せえ」 と、 後方のドアを開ける。
 「とりわけ駅前のレンタカーだ」 と、 俺が言うと、 「水くせえでっさあ、 旦那ぁ……」 と、 ホドガケ・運ちゃんの返しに、 流石のクールで通っている俺も若干動揺を見せてしまったが、 またまた予想外に……「いきまっせえ……セントオオジョウ・シティまで」 と、 言葉は訛っているがきっぱりと断言してくれたホドガケさん。
 「片道推定距離二千キロメートルはあるぜ」
 「そんぐらいわかってまっさあ、 旦那ぁ、 あっしはこれでもプロでっせっ、 (と、 エアー・ハンドリングして) 旦那のためならあの世にでもお供しまっせぇ、 旦那ぁ」 と、 心意気を感じさせてくれる。
 俺はその一点の霞みすら見えない決意の意に、 「ああ、 いってくれ、 ホドガケ・トシロー・カリスマ・ドライバー」 と、 甘えることにして、 後部席に乗ると、 ドアを閉め……タクシーを走らせる。
 俺は、 『甘える』 は、 『弱み』 だと自負している男だ。 『弱み』 と、 『逃げる』 は俺の中では若干の異なる意味をなしている。 後者の 『逃げる』 は、 三国演技の一手……『三十六計』 にあるように人生状の回避行動で……態勢が悪ければ 『挑まぬ勇気』 を表に出すことすら……可成りの勇気がいるはずだ。 美談を勝手に好んでしまっている一般風潮に巷では。
 が、 俺は俺自身と俺が本物と確信を得ている者たちに関しては、 『弱み』 も堂々と見せる。 そう言う者たちに対峙すると、 プライドという城壁を、 簡単に開城する俺だ。
 従って、 この “ホドガケ・トシロー” にも堂々と見せる俺だ。
 「運賃はきちんと払うからな」
 「へえ、 ありがてえ……なら、 知り合い割引しときまっせぇ」 と、 両手放しで手をすりすりして舌なめずりを戯けて見せたホドガケ・運ちゃんだった。
 「ははっ」 と、 滅多一般者の巷には対しては、 吹き出し笑いを見もしない俺が、 勝手にやってしまっている……この行為は、 女……四人の女……リサ、 ヒトミ、 セレン、 担当のリュウザキ・リナの前でしか見せた覚えがない俺だ。 それだけこの、 ホドガケ・運ちゃんを俺は気に入ってしまっていると言うことだ。

 タクシーはマロニエシティ内を西へと向かっている……この先に……全てにシティに通ずるハイウェイがある。

 …………どうして、 セントオオジョウ・シティに……
 …………ま、 野暮用が以外と終わらなくてな……
 …………そうですか、 ま、 あっしゃあ旦那を信じます。 余計な検索はこれ以上しやしませんぜ、 旦那ぁ……

 などと、 話……流石に疲れが溜まっていたのか……俺がうたた寝以上に寝入ってしまったりと、 セントオオジョウ・シティ・インターチェンジに……ま、 途中でサービスエリアにも数箇所寄って、 到着したホドガケ・運ちゃんのタクシー。

 「へえ……なんですかこの様は……突然ぐちゃぐちゃでっせ、 古都が」
 「昨夜、 俺たちが暴れたんだ。 ま、 街を破壊したのは不可抗力もあるがな」
 唖然と、 流石のホドガケ・運ちゃんも……口をあんぐり状態だ。
 「リョウガさん、 ふふっ」 と、 心温まる声がして……ヒトミ、 リサ、 セレン……リュウザキ・リナまでが姿を見せる……俺が下車と、 四人が一斉に俺に抱きついてきた。




       次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
    “超人国・孤高ヶ岳” と、
   只今自ら命名した
   高見への鍛錬……もう頂上が見えはじめたか!
   が、 ここからが肝心だ。
   危険でも短距離を行くか?
   一歩一歩着実に昇り続けられるルートを行くかは、
   己しだいだが。




*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*




    by:音太浪 m(_ _)m







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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.98 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★


   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から95
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらを出現させマロニエシティの壊滅を測る。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 敗れたため加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる。 一抹の疑問に気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 孤島の主ミックソン(マリ・アナン)に癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 新たなる相手軍団を知り、 マロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 ……マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半壊だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星間で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ。 少し離れた場所でエルサの姿がある。 炎上と凍結の二分された街。 物陰にW・ナチの姿が……。
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見るフリーマン。 正気を取り戻したエルサと共に、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガが、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを探るフリーマン。
 突き当てたフリーマンは、 エルサと共にウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられて仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる策は……果たして?
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……エリサが正気に戻した。
 マロニエのミックソン勢揃い!
 フリーマンとなっているライドウリョウガが称するモングジラン少将分身、その所帯に迫るとき、地鳴りを上げて迫る大群だった。
 モングジラン少将分身の大群が、 調達巻きスーパーセル状態となり、 フリーマン、 マテラ、 エリサ、 エルサ、 W・ナチを襲ってきた。
 フリーマンの未踏の大業が炸裂する……。



   96
 未だ完全復活ならぬフリーマン。
 四天王美女ミックソンらがモングジラン少将分身の残党を倒す。



(ここから本編の続き)



   97

 (天の声語り)
 ……フリーマン復活度は、 もう頭……頭部を残すのみだ。

 ……ウウウウン……
 唸り声混じりの地響きとともに境内外の裏山が動いて……巨大な生物のシルエットが土埃を立てて……起きあがる。 推定高さは三十メートルの巨漢の影。
 が、 戦う力を残してはいない美女ミックソン四天王のエリサ、 エルサ、 W…ナチ、 マテラ。
 ゴォ~ン……ゴオ~ン……
 と、 未だ無事で倒壊していない遠くの街の寺の鐘の音が響き渡りはじめる……
 巨漢のシルエットが、 スーッと姿を消す。
 寺の鐘の音がが意味するのは、 夜明けだ。

 美女ミックソン四天王……エリサ、 エルサ、 W・ナチ・マテラが、 気力を失いその場に倒れていく……それぞれが無意識にピューソン姿に戻る兆候がそれぞれ現れはじめてもいる。

 朝日の影響がミックソンの体に干渉し……消滅させようとする時刻が迫っている。

 フリーマンの体が完全再生をギリギリ成し遂げて、 今、 意識を取り戻した。
 朝日が完全出るまでの僅かな時間の中でフリーマンは、 腰に手を当て、 天を仰いで、 屈伸し、 空へと飛んだ。
 「デュワッ」

 ……フリーマンはマロニエシティまで一気に飛んで……マロコン屋上でライドウリョウガに戻った。

 ……エリサがリサに、 エルサがセレンに、 W・ナチがリュウザキリナに、 して、 マテラがサキヒトミに……みんな気を失ったまま戻る。

 (ライドウリョウガの目線の語りに戻る)
 ふう~う。
 危なかった。
 あのままじゃ消滅だったぜ、 俺。 日中はピューソン社会の一般生活だ。 セントオオジョウ・シティにいるとしても、 戦いに巻き込まれてスマホも何もない。 皮膚変化で衣類は何とかなるにしても、 ゼニーを取り扱うアイテムはどうにもならない。 バンクにデータは残っているがそれを引き出すアイテム……スマホアプリ等か専用プリペードカードがいる。 スマホは確か持って出たので……ローテンローゼンのマロニエシティの一件以来の、 長い外出中に様々な衝撃によって影も形もなくなってしまった……エリサや……モングジラン少将分身大群相手に突っ込んで全身を一旦失っているので……木っ端微塵もあり得る。 ま、 この一件が収まればスマホショップに行って手に入れればいい。 俺はこんなときのために……プリペードカードも数枚持っている。 何処か無事のゼニーカードATMで諸手続をすれば、 バンク中のゼニーを使うことが出来る。
 ダークレジェンズらの手に未だ影響を受けていない町はずれなどに……ATMはある。 初期登録している指紋認証とIDナンバーの数桁の数字を入れればカードが使える。
 俺は、 例の手段で屋上ドアの内鍵を開けて中に入る……302号室に行って……インナーシャツ、 ジーンズ、 ジャケットを身に着けて、 この模様引き出しを開けカードを手にする。 PCで無事なレンタカー屋を探る……GTーR車はリサが乗っていったきりだし、 単車では流石に片道推定一千キロメートルをいったとしても……未だ、 次なる相手があることが分かっている場にいっては……乗り捨ても、 レンタカーなら同種の会社で乗り捨て可能だ。 二~三十キロメートル範囲ならこの超人の足を持ってすれば難なく動ける。 ここからイケントマウンテンマーシに行くのと、 セントオオジョウ・シティに行くのはちょいと訳が違う。
 マイルームを出た俺は302玄関も出て……建物自体のエントランスから出る。
 ヒッとしてレンタカー屋は……ここから推定二キロ先メートル先の駅の南側だ。
 マロニエシティで倒壊している箇所は中央区と隣接している各区だ。 そこから西に向かって筋上に倒壊している跡が続いていた……さっき屋上に来る間に、 光景を俺は黙認している。
 と、 タクシーが後ろから来てクラクションを鳴らした。
 振り返ると……見慣れた顔だった。




     次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
   信頼とは、
   打合せのない決まり事!



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*




    by:音太浪 m(_ _)m






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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.97 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思


 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から94
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらを出現させマロニエシティの壊滅を測る。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 敗れたため加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる。 一抹の疑問に気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 孤島の主ミックソン(マリ・アナン)に癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 新たなる相手軍団を知り、 マロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 ……マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半壊だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星間で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ。 少し離れた場所でエルサの姿がある。 炎上と凍結の二分された街。 物陰にW・ナチの姿が……。
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見るフリーマン。 正気を取り戻したエルサと共に、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガが、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを探るフリーマン。
 突き当てたフリーマンは、 エルサと共にウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられて仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる策は……果たして?
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……エリサが正気に戻した。
 マロニエのミックソン勢揃い!
 フリーマンとなっているライドウリョウガが称するモングジラン少将分身、その所帯に迫るとき、地鳴りを上げて迫る大群だった。


   95
 モングジラン少将分身の大群が、 調達巻きスーパーセル状態となり、 フリーマン、 マテラ、 エリサ、 エルサ、 W・ナチを襲ってきた。
フリーマンの未踏の大業が炸裂する……。



(ここから本編の続き)



   96

     (天の声)
 未だ完全復活ならぬフリーマン。 地面から生えるように両脚均等の下半身は復活していく……が、 臍上はまだだ。
 超スーパーセルの陣形を完全失ったモングジラン少将分身群……ちりぢりながらもまだ、 ざっと数えて二~三百体はいる。
 ミックソン美女四天王らがそれぞれに……襲い狂うモングジラン少将分身らを個々の業で対処している。
 「せっかくフリーマンがここまで制圧してくれたんだ、 無駄にはしないよ」 と、 滑空しつつエリサが炎の翼で……ファイヤー・エナジー…ガトリングを放ち数十体の分身をやる。
 「そうね、 あと半分フリーマンさんが完全復活までにやっつけてやるわ、 ふふっ」 と、 マテラがシルバーアローを放つとその矢先が十遂に別れ……矢継ぎ早にはなって、 分身を十数体ずつやっつけている。
 「フリーマン! 無駄にしやしない。 その意気を! これでも喰らいなさい、 あんたたち」 と、 W・ナチが両手を筒状に突き出して……筒状の内部から小竜巻を放ちスピアドリルの如く数十匹の束で襲い狂っている分身に向かわせる。
 「……ダーリン、 なか」 と、 アイスウーマン・エルサがアイスレザービームを両手交互に放って……射的の如く迫る分身らを迎撃している。
 エルサとW・ナチがアイコン取り合い頷く。 並んで業を繰り出す。 直ぐに混ざり合いコラボしてロックアイス混じりの猛吹雪が強烈に十数体の分身群をやっつける。
 次ぎにW・ナチは……マテラの元に……放ち続けているシルバーアローに追い風を伴わせ勢いが増して向かい狂う分身群を幾体も一つのアローに串刺しにする。
 ……フリーマンは胸元辺りまで復活している。
 竜巻に乗ってW・ナチは、 上空エリサの元へ。 エリサのはなっているファイヤー・エナジー・ガトリングに追い風を当て勢いを増し、 本来の威力以上に破壊力を増す。 分身群の束をやっつけた。
 分身群が一箇所にまた集まり竜巻を起こしはじめるも、 可成り少数で迫力不足だ。 が、 それでも一般的なピューソン相手なら充分壊滅できるが……性を枯れつつあるとは言えミックソンだ。 只やられる女四天王ではない。
 「それじゃ、 つむじ風だよ」 と、 エリサが……。
 「では、 みんなでやっつけちゃ今よ、 ふふっ」 と、 マテラ。
 「火と氷と光と風で嵐を……ライトニングだって起きるストーム!」 と、 W・ナチが。
 「まとまってくれて好都合、 かな」 と、 エルサが。
 それぞれに位置で……分身群の竜巻を……四方に囲み! 頷き合う。
 ライティング・エナジー・マロニエ御当地ミックソン・マテラ……ライティング・エナジー・パウダーを、
 ファイヤー・エナジー…イーグル・エリサ……ファイヤー・エナジー・ガトリングを、
 アイスウーマン・エルサ……ロックアイス・エナジー・キャリバーを
 ダーク(未知で謎多き)ウィンドー・エナジー・ミックソンのウィンドラー・ナチ……スーパー・ストーム・エナジーを、 一斉に放つ。
 ………………………………
 モングジラン少将分身残党群にヒットし、 自ら起こしていた回転に混ざり合い、 カウンター的に効果を生み、 大爆発を……大音響と共に起こす。
 シッ……ボッカァ~ン!
 ……と、 強烈な地鳴りも起きて凄まじさを物語る。
 地響きに! マテラとエルサが一瞬戦く!
 キノコ雲が即発生し……モクモクと立ちこめ……焦点への視界を奪う。
 しばらく立ちこめていた爆煙が……徐々に落ち着きはじめ……狙った焦点が、 その結果を露わにしはじめている……亀裂光が数箇所に発生していて……小爆発を伴ったりして……モングジラン少将分身らが消滅していく……。
 爆縁の視界が澄んで……焦点の場が完全目に出来るようになる。 と、 ポン! 布津港を発していた最後の一機が消滅した。
 ……ゴゴゴゴゴ…………ゴゴゴゴ……
 と、 別の大きなはっきりとした地響きが……四天王は感じたままに辿って目を向ける。 撃ち合わせることなど知らずに女四天王みんなが一斉に同じ方向を見る。
 境内外の裏山が動いて……巨大な生物のシルエットが土埃を立てて……起きあがる。

 ……フリーマン復活度は、 もう頭……頭部を残すのみだ。



     次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m



    ☆わたしの私感☆
    何故に?
   昔に描かれた著名な画家のヌード作品は芸術で、
   現存している生の美体を望むことはエロなのか?
   その昔エロも芸術の観点ではなかったか?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



       by:音太浪 m(_ _)m






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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.96 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から93
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらを出現させマロニエシティの壊滅を測る。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 敗れたため加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる。 一抹の疑問に気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 孤島の主ミックソン(マリ・アナン)に癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 新たなる相手軍団を知り、 マロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 ……マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半壊だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星間で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ。 少し離れた場所でエルサの姿がある。 炎上と凍結の二分された街。 物陰にW・ナチの姿が……。
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見るフリーマン。 正気を取り戻したエルサと共に、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガが、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを探るフリーマン。
 突き当てたフリーマンは、 エルサと共にウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられて仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる策は……果たして?
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……エリサが正気に戻した。


   94
 マロニエのミックソン勢揃い!
 フリーマンとなっているライドウリョウガが称するモングジラン少将分身、その所帯に迫るとき、地鳴りを上げて迫る大群だった。




(ここから本編の続き)




   95

 「いいか、 此奴らがヒトガタの項に擬態してコントロールする。 ここからは定かでないが、 此奴らは皆アンドロイド化されたモングジラン少将の分身だ。 ま、 生物ではない要はロボットだ。 遠慮は要らねえぜ!」
 『了解(ふふっ) (だよ) (かな) (したわ)」 と、 イケジョ系ミックソン四体が同時に頷いて……。
 モングジラン少将分身の大群はもう一斉に塵を含んだ大竜巻……スーパーセルとなって俺たちを襲ってきた。 モングジラン少将分子による終わりなきスーパーセルだ、
 エルサ(セレン) がロックアイスボディコンシールドで身を守る。 背に冷気が見ずとも伝わる。
 エリサが羽ばたいたことが風が教える。 上空に飛んでスーパーセルの上空部を攻撃しはじめる……ファイヤーガトリングショットを放っているのが一瞬見たときに写った。
 マテラの輝きが……スーパーセルの黒に照り返し……少しでもスーパーセルの陣形を崩そうとしていることが伝わった。
 W・ナチは、 目には目をの作戦に出たようで、 逆回転の竜巻をスーパーセルの真横に叩きつけている。
 で、 俺はタウ軍に襲われながらも……ハイジャンプ……エリサの更なる上……上空に飛び、 ビッグウィングを出してホバリング……エルサのあれ版を……ライトニングでも出来る気がして……命いっぱいライトニング・エナジーをため込んでいる。 「頼むぜみんな……一気にけりをつけてやるからな」 エリサもマテラもW・ナチも……疲れ切っているものの踏ん張っている。 なら疲れ知らずな俺が……めいっぱいやるのはここだ!
 群れるのが嫌なわけではない。 必要以上に群れることが無意味と言うだけのことだ。 必要なとき、 それが目の前に展開されているこの場のことだ。
 推定高さ、 二千メートルの円柱状のスーパーセル!
 マテラが枝分かれして襲い狂っている大群の先頭をアローの弦先で無限大を描くが如く屈して蹴散らしている。
 推定幅、 具百メートル平均のばけものスーパーセル上のモングジラン少将分身が網目状に飛び交って、 下の四体のミックソンを攻撃していやがる!
 W・ナチは、 自らつくり出しいた竜巻に乗ってスーパーセル状態の大群の中段あたりを手先から放つ風で挫こうとしている。 スーパーセルの一個一個はモングジラン少将分身だ! 何れはいなくなる。
 ますます威力をつけている……
 エルサは、 スーパーセルの袂をロックアイス・エナジー・ウォールの壁で固めて大竜巻(スーパーセル) の威力を鈍らそうとしている。
 まあ、 クールに、 焼け石に水……だ。
 して、 上空のエリサが一旦、 攻撃を止め……赤々と全身を炎に包み始めた。
 「まて、 エリサ! それはなっちまうと……」
 エリサが気づいて俺を見てにかっと笑う。 行く気だ!
 「まて、 あと一分……凄い大ザルは漫画だ! が、 俺が一気に此奴を壊滅状態にするから……零したモングジラン少将分身をやるためのエナジーはとっといてくれ、 エリサ」
 Vサインの俺独特のニヒルVサインを返して了解示す。
 「よし! え、 でも何でそのサインポーズを?」
 と、 俺は上空一万メートルまで上昇し、 水泳のターンをするように真っ逆さまの垂直急降下……で、 助走をつけ……全身にライトニング・エナジーを纏……名付けて 『ライトニング・エナジー・スパーク・ボウリング』 だ。 と胸の内でつける。 音にする主義ではない。 ネーミングはその造形をイメージさせてしまう……ヒットもしないうちに、 ヒントをわざわざ与えるようなお人好しは俺の中にはない。
 腹をくくったなら……一気呵成だ!
 ……ビキッ! ……ズドオォ……ォオオオン! バカ~ァァァン!
 と、 俺は地面に向かって衝突した。 モングジラン少将分身の大群がつくるスーパーセルのど真ん中を通過してのことで……地面を狙えば勢いを殺さなくて済む! と、 地面との衝撃を一瞬だけ感じた俺だったが、 記憶、 意識、 等々の感覚そのものが無になった!

 ……やったよ、 フリーマン。 残務整理はお任せよ、 ふふっ。 流石、 貫徹心の男だわ。 リョ、 フリーマン! そこまでいっちゃっても復活できるの、 かな? ……
 と、 四美女の念が、 無の俺まで……届いたようなそうでないような……無をこれほどしっかり感じたことは……お初な俺だ。





    次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
  一般的な恋愛の内情まで、
  公共の電波に乗せる必要があるのかな?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



    by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.95 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1

  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から92
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 もんぐじを追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる柵は……果たして?



   93
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……





(ここから本編の続き)




   94

 多分今、 一瞬の姿を他環視したなら……可成りグロテスクな……皮膚肉を全て剥いた……理科の教科書に出ていたかどうかは定かではないが、 全身血管身体図の姿に焦げた部分を付け加えたような見た目であろう……  。
 が、 瞬時に治る……今の俺にはライトニング・エナジー・レジェンズ・フルフリーの特殊能力により、 あっという間より蚊が刺した程度に痛み感覚でしかなかった。 以後のかゆみはないが。

 「エリサ」 俺が呆然と別方向を見ながら呼ぶ。
 「ん、 フリーマン! 戻った感じだよいつもの感じに」 エリサが俺に寄ってきたことが声が近づいたことで見なくても分かる。
 足下に目を走らせるも……焦げた拳大の高まりとなってしまったモングジラン少将分身は追う灰だ。 エリサは俺の推測を微塵も知らない。 異常な俺を救うために……自らの考えで負傷中の体で出来る限りのことをして俺を救ってくれたのだから、 文句のいいようもなく、 寧ろ感謝観の境地の俺だ。

 「フリーマンさん、 ふふっ」 と、 独特なマテラの笑い声混じりも近寄ってくることを知らせる。
 「フリーマン」 と、 W・ナチの声も来ている。
 「あんなに投げなくても、 かな!」 の声の主……エルサも……然りだ。
 それぞれの対異臭が……それぞれが俺にとっては心地の良いにおいで……混ざり合っても……便所などもったいない、 絶対に寝室に奥であろう……芳しくミックスされてより濃い香り立ってこの鼻に届けてくれている。
 「そろったな。 麻呂にエセティ・カルテット・女ミックソンシスターズが!」
 それぞれが俺の視野に入ってきている……。
 「どう、 あれから更に何か分かったの、 かな」 と、 エルサが訊いてきた。
 「まだ真っ新な実体を身にしていないので、 推測だが。 俺たちに取り憑いてコントロールしやがったモングジラン少将は分身的奴の正体は……メカだ」
 「メカ?」 エリサだ。
 「ああ。 ま、 メカと行ってもがちがちのロボットじゃなくて、 生物を忠実に似せたアンドロイドだ。 それを大量に造り出し、 擬態させて、 俺たちを、 要は操って街を破壊させていたんだ」 と、 転がるモングジラン少将分身の焦げ粕……灰の山を足で指す俺。
 「街を破壊……操る……」 と、 特徴の笑い声を出していないと言うことはマテラも真剣に訊いている証拠だ。
 「ああ、 此奴らの最終目的はピューソンの一掃だ」
 「そこで私たちの力も……」 と、 W・ナチ。
 「ああ、 ダークレジェンズが以前公示した声明どおりだ」
 「分かった、 かな……私らの力も利用しようとしたけれど。 存分には使えなかったよう、 かな」
 「ああ、 俺の場合。 フルフリーとの融合時に、 業を使いこなせなかったが、 エリサとかと対峙してやっている内に、 やらざる終えず……駆使することにより業の進歩が測れて。 同時にはじめから存分に使っていたから自然と大業が思うように使えるんだ」
 『なるほど (ね) (ふふっ) (だわ) (かな)』 と、 女集皆が同時に納得してくれたようだ。

 ……「でな、 何処かに……母体が……」 と、 俺が次なる見解説を語ろうとすると……。

 ドドドドドオォーオ…………
 と、 地響きが……何か怒濤の如くの地の人道が俺だけに出なく。 ここにいるマロニエ・ミックソン・レディース・カルテットも感じ取っているようだ。
 「え?」 「あ!」 「ええぇ」 「……かな」
 突然地響きがして……その正体はモングジラン少将分身が大群で……押し寄せ、 否応なしに俺たちに向かって体当たりが……超大量に……襲ってきて……俺は例の体質があるのでそのまま突っ立って無抵抗のままにやらせたやり。 エリサは、 宙に飛んで……マテラは輝き場を去って……W・ナチは微塵を竜巻で覆って……エルサはここで見いだしたロックアイスボディコンシールドにその身を津sんで……場が収まるのを待っように様子を見ている。
 「巨匠監督シッチコックの映画……」 「いいえ、 残念ながら現実だわ、 エリサさん、 ふふっ」
 案の定、 収まり……俺たち五体が背を庇い、 五角形の陣形で迎え撃つ……気満々だ!





 次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m





    ☆わたしの私感☆
   自信とは……勇気、
   少数派の者にとっては、
   一般的評価を気にせず生きることを貫く糧だ!


 
*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*




    by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.94 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3!

   ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1


  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)

     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から91
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。



   92
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる柵は……果たして?




(ここから本編の続き)




   93

 遂に、 俺に取り憑きやがったモングジラン少将……意に反してこの街の無傷な箇所をライトニングを落とし攻撃してやがる。
 ま、 ヒトガタ……特に何の能力をも持たないピューソンはもうとっくに安全領域に管轄ガマーズ部隊によって非難されている。 今破壊している具体的な対象は近代建物などの現代ならどうにも修復可能な物ばかりだ。
 それにしても……何か……取り憑かれて感じたことがある。 取り憑いているモングジラン少将からの生命的何かが感じられない。 二、 三体やってしまった感があって殺さずを陳腐なヒトガタでも亡骸にしてしまったことを気になってはいた俺だ。 が、 正当防衛的どうしようもない展開の中でのことで……どこか救われる慈悲を願ってもいないこともない俺だったが。
 バーチャル……でも実体をひしと感最中だ。 アンドロイド……今風に言うとAI……人工知能で反応するヒトガタそっくりな……まあアンドロイドか? 実際にいる生命体のそっくりな外側をしている中身は、 用は機械仕掛けのロボットだ。 ただ、 動きが……自然な生き物の微妙な動きをもするロボットだ。 そんな感じが伝わり窺えている。
 とすれば、 指定頭的存在が他からコントロールしている……?
 まあ、 考えてみれば……同類生命体であっても一見の見た目は同じようでも……微妙に違うところがあるはず……が、 はっきり確認はしていないがコピーされたような外観だったような……まあいい。 何れにせよここはもう少しこのモングジラン少将を観察させてもらうとするか、 この内なる領域で。

 「フリーマン!」
 何処か懐かしい声が後方上空から聞こえた。
 当然俺の意思でなくとも振り向く……この内なる領域にも視界の伝達は為されている。
 案の定エリサだ。 ボロボロ観はあるものの何とか飛ぶぐらいまでに回復したことが確認できる。 警戒することは当然なく……羽ばたきエリサが近づいてきて……推定三メートルまで来た。
 この外部のコントロールが攻撃に転じる……人差し指先から……ライトニングを俺にしてみれば鈍く放ちエリサを襲う。 こんな鈍い攻撃なら……エリサは余裕で……スパッ! と、 エリサの右肩の肩パットにヒットする。
 え、 何故、 こんなスピードの……当たるんだ?
 ま、 回復充分でないうえに……フリーマンの俺の姿に警戒なく気を抜いていたため……と要因はあるか。 エリサは流石だ。 あんな状態であっても不意な攻撃に反応して若干ながら回避行動を取っている。 で、 肩パットですんだ。 ヒットした箇所が。
 「何か変だよフリーマン! 訳を聞かなくてももう雰囲気が、 感じるよ」
 もう察している。 エリサ。 流石だ。 敵対心にも敏感だ。
 「どうやら、 エリサが街のあそこを無益攻撃してしまったことと関係があるようだね」
 分かっているようだ エリサが今の俺のように内なる領域で自らのコントロールできない状態を固唾を呑む思いで伺っていやがったようだ。 と、 推測も成り立つようだ。
 ま、 どうにしてもエリサならこの体の能力を俺の他では一番知っているはずだ。 生死に関わるマジ敵対戦闘を二度までやり合った仲だ! モングジラン少将の……ま、 今は確証がないので、 分身としておくが……この擬態に関しては分かっていないようだが……あれに気がつけば……俺の再生能力に気がつけばいくらでも……遠慮無しに出来るはずだ攻撃……戦う手段を講じられるはずだ。
 さっきから……モングジラン少将分身が、 俺の業を……人差し指からのライトニング業しか使ってはいない……駆使した業は……閃きには鈍いようで……昔ながらに言うと、 ベリースペシャルワンパターンだ! これだけなら未回復状態のエリサでも充分に優勢だ。
 俺は内なる領域で……エリサに問うように念を送る……「やれ、 エリサ!」
 「ま、 エリサの知っているフリーマンとは可成り違うことは明らかだよ、 あんたは」
 と、 翼を羽ばたかせ……後方宙をバックして、 その翼に炎を焚く。 意味していることはもう俺の念が届こうが届くまいが戦う気満々のエリサと言うことだ。
 普段と違う俺の状態を察知した時点でその境地はもう……戦闘モードに入ったようだ。
 エリサは軽く翼を羽ばたく……イーグル・ファイヤーレイン! を俺に向けていきなり放つ。 分かっている。 今できる最大業はこれだろ……充分だ。 今の俺の意でない俺……フリーマンを大多数に焦がすには充分な大業だ。
 案の定、 この身が半分以上焼けただれ……あの箇所にくっついていたモングジラン少将分身をも焦がし尽くしている……ようだ。



     次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
  今巷で論議を交わしているとあるスポーツの反則問題!
  が、 単なる一般まじめ大学生らはどうなる……?
  特にこれから就且つに望む学生らの行方は……?
  その大学であることだけで……未来を脅かされているのでは……?
  それら部外学生の未来は誰が保証できるのか?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



    by:音太浪 m(_ _)m






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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.93 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★


   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1


  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から90
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。



   91
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 もんぐじを追う。



(ここから本編の続き)



   92

 ……なんだ? 俺が俺でないような気がしてきている……何か……フルフリーの感じでもなく意が則られるように薄らいでいくような……
 「セレン離れろ!」
 と、 俺はセレンを雑に遠ざける。
 「どうしたのかな、 リョウガ……フリーマン」
 「なにか、 わからん! 支配されていく……もしかすると……兎に角俺から距離をとれ、 セレン」 と、 こんまがる(背を丸める)俺は意に反してスパーク寸前だ。
 薄ら見れる視界にセレンが心配して俺を見ている。 が、 「もっとだ。 このエナジーが超スパークしても影響のない距離を保て……一千メートル以上は」
 が、 たじろぐセレンの様子。 内心ありがたいが……セレンに及ぼしそうな影響の方が俺は嫌だ。
 「セレン心配してくれてありがとな」 と、 ウインクしてセレンの手を取る。
 ……もう意識朦朧寸前で判別できない撫でも、 セレンを力の限り投げ飛ばす……夜空に豆粒大になったのを確認した。
 擬態の場所が一定のようだ。 あんなところでは自身では目に出来ないが、 多分俺の意を占領しようとしている奴は、 モングジラン少将だ。 しかあり得ない。
 嘗てフルフリーの意に勝った俺だ。 が……妙案を思いついて……まだ実感のない想定は賭だ。 その瞬間、 あり得ないと言う顔をし遠ざかっていったセレンだったが、 アイスウーマンのセレンなら飛ばされた後は自力でなんとかするはずだ。 と俺は信じて止まない。
 ……………………
 表面だったこの身をコントロールすることを俺は、 いったんモングジラン少将と思われる何者かにくれてやる。 モングジラン少将のまともな姿はマテラとW・ナチに擬態しているとき見ている。 が、 この体に擬態しているのであろう……奴の姿を確かめたわけではない俺だが、 この場ではそれと考えてもいいはずだ。 ま、 多少の決めつけに余韻を残してはいる俺でもあるが。 何にしても決めつけは良くない。 例え大多数がそうだと言っても、 少数派の意見が大幅に間違っていると言うことにはならないし限らない。

 このエナジー体質は無限に可能性を秘めている。 駆使しだいではどうにでも使える。 フルフリーの能力と俺の柔軟且つ無限の可能性を秘めた……無邪気な思考を合わせることによって妙案を可能にする。

 俺の真の意を、 この奥底にライトニング領域を設け封印……ガードして……

 勝手に身体が動きだす……言葉という寄り意思伝達だ。 何事も可能な限り体験した方がいい。 言葉で伝えてもらうより……実態を知ることはブレなく分かり易い。
 して、 その対処法を得たとき……もう一皮抜けた存在となる。 もう絵に描いた餅にあらずだ。
 新たなるこの第一歩は実に勇気が要る……が、 この身体とフルフリーの能力は信用できる。 もう身をもって了承済だ。 プラスして俺の只今奥底にライトニングでエリアをつくり隔離中のこの意が、 新たなることへの勇気を振り絞り行動できるか。 また、 その第一歩を踏み出すための足の動きを神経伝達通りに動かせるかだ。 この場合は正気に自らの力で戻せるかだ。
 *己の意思(意志)決定により素直に言動する
 により自身に嘘をつくと戸の方が飢餓とが目留俺でもある。

 ……ピカッドド~ン……(の連発攻撃……続き)
 この指が勝手に天を差し、 纏わせたライトニングを街に向けてしまっている。 この街にマテラときたときにはもうコントロールされたエリサとエルサの手によって荒らされていて一般ピューソンの姿はほぼ無かった。 今をもその姿……ガマーズ部隊のパトランプもこのエリアからほど遠い夜空に些か反射している……。
 が、 この境内の中は何故か攻撃していない……し、 裏山の肌にも誤爆すら与えていないようにも思える。 と言うことは、 この境内と裏山が俺に引っ付いてコントロールしてやがるモングジラン少将を知り、 前葉を明らかにすることになると俺は確信した。
 俺はしばらくこの真の意を例の境域に納めて、 持て立った俺の行動を見守ってやることにした。 多分……今投げ飛ばしたセレンや……気ずつ中のマテラにW・ナチ、 エリサらが俺を正気に戻そうとするであろうが……。




       次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m



       ☆わたしの私感☆
      何か正しいのか?
      モラルの正しきは……
      大多数派の正しさ!
      なら少数派の正しさは誤りなのか?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



      by:音太浪 m(_ _)m






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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.92 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-


★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★


   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)
     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から89
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。


   90
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。



(ここから本編の続き)



   91

 モングジラン少将が、 俺の知る限りでは四体!
 気を失ったミックソン女がそのままの姿で二体横たわっている。 向こう向きのセレンの足下で。
 顔を向けたセレンが俺を見て微笑する。 俺はクールに三体を視野に納めている。
 ロックアイスボディコンシールドを解いて……ゆっくり通れに歩み寄ってくるセレンは今はアイスウーマン・エルサだ。 セレンは足下に倒れているマテラとW・ナチの安否を気にしてそれらの体にそっと手を触れ体温や鼓動を気にしたようだ。
 「生きている、 かな。 流石フリーマン、 殺さずを守っている、 かな」
 と、 このホールディング可能エリアに入ってきて両手を竦めて俺の胸板に引っ付いた。 と、 同時に俺はセレンの今……この一瞬の境地……女心を察知して抱擁からの……誘惑の顔上げ両目閉じに準じた口づけ……真俗そうなセレンのチュー顔ぶり冥利について俺は美を目の当たりのこれもまた満足だ。
 いい女の最もな美顔を堪能できるシーンは……こういった求め合うキス顔。 求め合うセックス途中の喘ぎ顔。 求め合うその後のいっちゃた顔。 それらに伴う母体も不可欠な要素だ。 こればかりは誰でもいいというわけには俺は行かない。 俺が最もいいと思えるフェイスとフォルムを持つ女だけだ。 外見ではない! と言う奴はその考えを俺は否定するつもりはない。 が、 俺は百パー見た目だ。 どっからどう見てもいいと思える女だけ。 で、 その容姿にちゃ~んとその性質性格が露わになっている。 もちろん欠点も。 欠点のないピューソンなど存在しない。 ……補い合いたいか否かは、 やっぱ、 その容姿に愛着ぐらいは抱けないとならないのが俺だ。 ま、 他に意見を持つお方らはその考え通りでいいと思うが……。 もう別れたであろう元カミサンも出会ったの当時に一生そばにいて欲しく老いても手放したいとは思えないであろう……フェイスとフォルムで選んだ。 ま、 いっぱい喧嘩をしたが……ぶつかるよう削がなくなっていき……互いの本質を把握し……遠慮の要らない間柄になったことは確かだ。 が、 俺がフリーランサーを手にしてしまったことで、 俺の守備範囲では守り切れそうもなくなり、 離婚という形を取って要らぬハイエナ的ピューソン報道の自由主義者の魔の手から守ることにした。 離婚が成立していれば……俺がリサやヒトミ、 セレンとセックスを伴うお付き合いをしても不倫という事実はなく、 要らぬ火の粉が一般的ピューソンとその生活に向くことはない。 向いたとすれば、 それは誤報となるし一般プライバシー侵害がはっきりとする。 いわば、 履き違えた 『報道の自由』 の傘の下で下世話なマスコミハラスメントとして訴訟だって起こせるであろう……俺との縁は断ち切っていることで守られると言うことだ。 見せかけの縁などどうでもいい俺だ。 それに、 覚えのない上品なマスコミならこれを訊いてもむかつくことはないはずだ。 身に覚えがあるからむかつくので労……。
 ま、 いい。 例え話の尾に火がついて……奥底に眠っているストレスを吐いてしまうのは俺の悪い癖だ。 が、 ま、 そのお陰で俺独特の……オリジナル・フィクションストーリーがこの脳裏で展開され……PCキーボードを叩いて沸いて出てくる文字の羅列……で編集者のリュウザキリナの手によって削がれて……本屋に並ぶ。 「残したい物語は紙にして残さないとね」 と、 リュウザキリナの考えで……俺の本が後生に残る……であろう。 何処かで未来の誰かが全てを抹消しない限り。
 抱き合ってキスしまくりを気が済んでどちらともなく唇を離し……でないと話せない。 キスをしながらでも話せないこともないが……キスは今後もいつでも出来る。 このセレンとも。 今はこの自体の収拾が先決だ。 はやくマロコンに戻ってまったりしたい気分だ。
 「ところでセレン、 分身でも出来るのか? モングジラン少将って」
 「そうじゃない、 かな。 増殖しているだけ……かな。 要するにネズミの繁殖と同様に思えばいい、 かな。 一匹一匹が……」
 「モングジラン少将ってか?」
 「うん」 と、 愛らしく頷くセレン。 そのクールな外見とのギャップがこれまたたまらない。 リサにもヒトミにも見ることの出来ない魅力で、 これを個性という。
 「そうか。 全てが母体っていうことだな、 セレン」
 またまたセレンは、 「うん」 と、 セレンズ頷きを放った。 この独特さはヒトミーズスマイルに匹敵する……セレンの天然な武器だ。 「もっとも指揮している一匹が何処かに潜んでいる、 かな」
 俺はハッとして、 セレンに回した手をそのままに、 周囲を明らかに警戒する……。
 「なんか面倒臭い相手だなモングジラン少将ってえのは。 おっいてっ?」 と、 ちくっとした。
 俺の意識が一瞬に飛んで……勝手にこの鳩尾に俺のエナジーが集中しはじめるのを感じはじめている……。



     次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
    自信とは、
   評価を気にせず
   己の言動することだ。



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



   by:音太浪 m(_ _)m






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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.91 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から88
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。



   89
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。



(ここから本編の続き)



  90

 上空から周囲を見渡し、 「モングジラン少将」 を探している……
 SWEYE……生物、 要は生き物のみ全てを透さないこの透視能力で……セレンから訊いた話なので、 俺は実態を知らない。 が、 極めて陳腐な姿形の生き物が見えれば、 それと分かるはずだ。
 ま、 少し気にはなってセレンらの攻守の様子を窺うと、 氷の壁はまだ保ちそうだ。
 対する二体の女形ミックソン……W・ナチはまだあったばかりだが、 マテラはもう可成り目にしている……頭の天辺から足先まで……このスケベ心が嘗めるように前後左右……ご本人の意識を盗んで俺は一度以上堪能させてもらってもいる。 あんなチャームな女人観の容姿であのコスチュームをしていれば、 俺でなくともたいがいのスケベオヤジは拝みたくなる。 こっそりとか否かは個人差だが。 俺は堂々と……そんな俺を目の当たりにしていても……一度ばれたことがあったが、 逆に、 チャームポーズを自らとって 「そんなに見つめられたら……付き合ってくださいだわ、 ふふっ」 と、 逆ナン(逆ナンパ)を軽口で申し込んできたぐらいだ。 そのぐらいの覚悟があるならどんなセクシー……だろうが、 チャームだろうが……なんちゃらバエなお洒落ファッションを纏えばいいが、 その覚悟がないのであらば、 スケベオヤジらが勘違いしない程度まで魅了観を抑えるべきだ。 どうせ貴女はモデルではないのだろうから……。
 お!
 あんなところにあんな膨らみあったかな? 女人に体型……然もマテラの体型は二メートル中盤の身長でも、 容姿そのものはスマート体型で。 W・ナチも多少の個性的個体差はあっても同様のスマート体型だ。 それに細い太いを無視したとしても……マテラのコスチュームにもあんな箇所に、 あんな膨らみは無いのは知っている。 新手のミックソンなどがその特性を持っているかも知れないが、 まてらに関しては無いとはっきりと俺は記憶している。

 いた! そうか、 引っついていやがったか。
 マテラとW・ナチの体の同じ位置に……
 個々に擬態していやがった……カメレオン能力も持っていたようだ!
 マテラとW・ナチのその位置のコスチュームカラーが違うことがカメレオン的だ。
 ま、 マテラとW・ナチに擬態中のあのシルエットは……昆虫台の小動物タイプのヒトガタ……所謂ミックソンで、 容姿は水陸両用なモグラと鯨の合いの子形だ。
 動物色よりヒトガタ色の方が極めて広い……は、 ミックソンの証で見分け方。 だと、 以前エリサもマテラも言っていた。

 と、 場所が悪い……あんなところではショットを外せば……

 が、 マテラは……そう言えば、 テレポーテーションを戦いに織り込んでいない。 それをすると擬態中のモングジラン少将が剥がれてしまうのか? としか思いつかない。 マテラもW・ナチもモングジラン少将にコントロールされているのも確かなようだ。

 セレンもエリサも、 確かに俺が抱きついてライトニングエナジーを直接スパークさせて……正気にしている。 あれでは気づくのは……洞察力に長けている俺でも情報に疎く見逃して撓っていたようだ。
 電撃による……電力感電より焦げて一発で灰になったがために気がつかなかったようだ。
 セレンを戻したあの箇所はもう向こうの方だし。 エリサは上空……意識することなく散っていってしまえば……姿の再確認は無理だ。

 ま、 何れにせよもう俺が除去すればいいことだ。

 が、 モングジラン少将ってえのは沢山いるのか? 若しくは特殊に分身でもしているのか? 今、 目に出来るモングジラン少将は二体きりだが!
 んう、 そろそろ氷の壁……あの場合はボディースーツの生地が一箇所。 明らかに薄くなって来ていて……修正が遅れはじめている……は、 セレンにも体力の限界はあるようだ。
 ま、 これっきゃねえか!
 と、 俺は推定速度マッハ三千で急降下し素早く手近のW・ナチの背に着き。 スパーク!
 次いで、 マテラのせにもワンステップのどうスピードで引っ付いて、 スパーク!
 マテラも、 W・ナチも、 ライトニング・エナジースパークのショックで気を失って倒れた。
 ……傍らで、 焦げている小動物……モングジラン少将が二体がそこにある。




      次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
    どうして群れないと不安なのか?
    どうして群れない奴は弾かれるのか?
    個人は皆、
    特有なのに!



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



     by:音太浪 m(_ _)m





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