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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.90 [the PLANET No.3☆SF s-2]

*お詫び・・・・・・前回のタイトルに誤りがありました。

          vol.89の回がvol.82になっておりました

          大変失礼しました m(_ _)m



   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-


★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1

  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)
     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から87
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。


   88
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。



(ここから本編の続き)



   89

 今夜はやけに朝日が遅く感じる。 時間自体は何時もと変わりない一日二十四時間だ。 時間を操るミックソンでも出現していない限り。
 東の空はまだ暗い。 が、 エリサが自ら目覚めたときピューソン姿をさらけ出したくはないであろうから……破損しているも四方八方に囲まれ天井も囲われている近代倉庫の多少破れた屋根から進入し……そっと着地し、 地面にエリサをおく。
 何処か懐かしい感じがする気になる寝顔だが……ま、 俺は化け物に知り合いはない。 いくら美形であってもだ。
 今はもう一箇所で行われている最中の戦い……セレンとその相手。 マテラもW・ナチも正気に戻さねば。 エリサほどの攻撃力はないと言ってもマテラはそれなりにマロニエシティを死守してきたミックソンだ。 それにW・ナチもそれなりの技を持っている。 両者が知恵を絞ってタッグを組めば……ロックアイス業を持ってしても案外厄介なことにもなりかねない。 エリサ同様にセレン……今はミックソン・アイスウーマンなのでエルサだ。 マテラがヒトミであることはカミングアウト済ではあるが、 セレンとヒトミの間では……疑問符だ。 それにW・ナチもいる。 ヒトミもセレンもそこではミックソン名で呼ぶことに気をつけねばなるまい。
 俺は入ってきた天井の裂け目を目掛けて一、 二の無しにジャンプする。
 ビッグウィングを広げ、 今閃いた目的のため……上昇する最中……直ぐさまエルサを容易く見つける。
 稀他の鉄の矢とW・ナチの竜巻が交互にエルサを襲っている。
 対してエルサは今回新案ほやほやのロックアイスボディコンシールドを身に纏って、 鉄の矢が刺さってもその厚みに本体までは届いていない。 竜巻の巨大ドリルの刃の如く氷を削るも本体には届いてはいない。
 「考えたぜエルサの奴。 すんげえ順応に長けたアイディウーマンだセレンの奴」
 俺は多少口に出たかも知れない実感を心の声にした。 が、 下までは届くまい。
 窮地に立つとドンドン進化……出なく、 進歩していくタイプのようだセレンの奴は。
 俺はショットを一発はなった。 目掛けたのはセレンのロックアイスボディコンシールドだ。
 セレンがこっちを見た瞬間に、 俺は親指を立てる。 と、 セレンはOKサインを指で見せる。
 俺の言わんとしたことがある程度伝わったようだ。
 アイディマン……アイディウーマン同士では会話がすんごく楽だ。 俺は、 「もう少し加勢しなくても平気そうだな」 と、 し。 受けたセレンは、 「何か分かんないけれど考えがあるのかな。 もう少し平気、 かな」 と返してきたことの指サインによる意思伝達だ。
 俺は遠慮無く高度を上げて……一万メートルまで来て、 ホバリングに入る。 セレンを見て……マテラもw・ナチも視野には入っているが、 それとは違う……まだ俺とセレンの二人だけだったときに見つけはじめていたもの……奴……若しくは奴らを探りはじめた。 虫の大きさの動く物体……なので、 例え翼があってもここまでは飛んでこられまい。 それにここがそう言った小型生物を原寸大で見つけるのに適している最大の距離感だと俺はふんだ。 『モングジラン少将』 があの境内付近に潜んでいるはずだ。 セレンの言葉だ信用できる。
 玉石の下のダンゴムシ。 玉石は鉱物なので透かし見ることが可能だ。
 夜が明ければ日向ぼっこに都合が良さそうな岩陰にトカゲ。
 巣穴に今は潜むトノサマガエル。
 縁の下にはヤマネズミ……どう見てもミックモンではなくただのネズミ。
 『モングジラン少将』 ……と言うぐらいだ合いの子をイメージするが……当てが外れているのか?
 単なる思い込み……先入観は柔軟に捨てている俺の癖。 そんなことは当たり前の俺。 で、 日常茶飯事の俺でもあるので……今更意識する必要などない。
 裏山のエリサやマテラ、 W・ナチが姿を現した……辺り……
 が、 それらしき物体を見つけることは出来ない。
 別次元で……ワームホールを潜ってくる前……では、 見つけようもない。
 …………セレンが踏ん張っている。
 セレンも操られ……業を使っていた。 セレンは俺のように業や体力は無制限か……?
 嘗て、 マロニエシティで戦ったときも……エリサのように疲れを見せなかった。 あのときも結構やり合ったように思えるが……今も方を揺すっている風に見えない。
 建物の内外……もっと広範囲に……だからこの高度を選択した。 カメラで言えば広角レンズを使用し、 対象物を見つけ、 絞り込むと言った作戦だ。
 今度は可能な物体透視だ。 硬派員にぼんやり違和感を頼りに探す。 案外気がつけるものだ。 例えば砂利に落とした重要小ネジを見つける際に俺がよく使う手だ。 この目は生物は透さない。 が、 功を奏す逆利用だ。



       続く……次回、お楽しみに m(_ _)m




       ☆わたしの私感☆
      マニュアルはあくまでもマニュアルだ。
     「みんなこうだから……」は危険だぜ、
      弱っている人間には特に!
      マニュアル通りに行かないのが生身の人間というものいだと、
      知って欲しいものだ。




*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*


      by:音太浪 m(_ _)m




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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.82 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1


  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から86
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。


   87
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。




(ここから本編の続き)



   88

 推定高度五千メートル。 一般的な鳥類は生息不可能な空域。 が、 エリサは鳥形でもレジェンズを伴ったミックソンだ。 それに以前、 この空域を飛んでいることも確認済の俺だ。
 ここなら下に被弾などの飛び火はさほど影響ない。 ま、 これ以上高度を上げてしまっては……せっかくお誘いして来てくれているエリサが俺を諦めて……セレンに戻ってしまう。
 W・ナチ、 マテラ、 エリサ……中で一番厄介なのは戦闘経験値能力と破壊的業のエリサだ。
 炎を氷で防ぎもするが、 逆も真なりで、 氷を溶かすことも出来る。 マテラも炎のアローを持っているがエリサの炎業とは比較にはならない。 W・ナチにしても突風など風を操るが……風の極端な温度調節は出来ないようだ。 ま、 エリサの炎業とコラボした熱風では氷の壁を無くすことは可能だろうが、 風と光の調和見事なスターダスト現象業では氷に塩を注ぐことにもなる。 帰って氷の壁が硬くなる。
 「エリサ。 どう見ても……」
 と、 問いかける俺を一切聞く耳も立てず、 追いつくなり仕掛けてきやがる。 ショートレンジのショットなど後回しに、 いきなりの大業ファイヤー・エナジー・ホールドは、 燃えたぎる火柱を電柱形(円柱)にして放つ業だ。 可成りの……いや、 そんなものではない! 充実した炎の火柱を相手に向けて放ち攻撃する業だ。 普段のとは雲泥の濃さで襲ってくる……が、 同スピード感を持つ俺には通常の攻撃速度に見えている。 例えるなら、 剣舞でいう棒術の相手の棒が襲ってくるぐらいの見え方だ。 ま、 迫力と燃えたぎり方だが。
 流石にこれは、 諸に喰らってはひとたまりもないと即断し紙一重まで引きつけて! 左を引いてすれすれで回避する。 寸前まで引きつけるのは、 業をコントロールされてしまう可能性を考慮してのことだ。 回避後も後ろを襲わないとも限らなく、 背にも注意は払っている。 が、 エリサの仕草にその兆候もなく次の業を仕掛けている……もう素手に……今の意識を先手業に注いでいる一瞬の間に、 真っ赤になったいるエリサの翼! と、 認識する間にももうエリサが煽っている! 羽根手裏剣の炎業! 翼の煽りも手伝ってもの凄い速さで目の前! と思って、 に、 もう俺はまともに喰らってしまっていた。 一瞬俺の意識が飛んだ。 が、 またすぐに取り戻った。
 ここでいつもなら……以前戦ったエリサは捨て台詞やらを吐くのだが、 無言で、 今は、 次の攻撃工程に入っている。 意識を取り戻したとき前にいたはずの姿はなく……探る目に後ろを向いた俺。 と、 もう素手に燃えたぎった炎の鳥……イーグルが体当たりに入っていて! 土手っ腹にエリサの顔前に突起出た炎の嘴がヒット……エリサの口でなく炎の造形の嘴だ。 と、 ヒットと同時に俺は右膝を立ててエリサの胸にあてがう……カウンターニーキック! 無論ライトニングは伴わしている。
 「キュールン!」 と、 エリサの悲鳴を上げて惰性の分飛び通過していく……俺は、 流石にこれを喰らってはと、 危機を感じて嘴が触れた一瞬の感触のタイミングでバク宙しつつ……ニーを合わせて喰らわせてやった。
 ヒットの感触を得たときにはもうエリサは俺の上を通過していて……追うようになったので衝撃は完全には伝わっていないように思われる。 現に、 宙で俺が結果的に逆さまになったまま……エリサを見るとそのまま通り過ぎて、 Uターンしてもう俺にそのままの姿で体当たりしてくる。 赤々と燃えたぎる火力が更に増しているようだ。 俺のニーキックの影響が軽かったことを意味している。
 俺はライトニングエナジー・ショットを矢継ぎ早に放つ。 が、 諸戸もせずにヒットの瞬間消滅する。 ライトニングエナジー・ビームにしても効果は同じだ。 ま、 エナジー・パワーを極限までアップさせれば炎を貫通可能であろうが……それではエリサ自身がどうなることやらで、 殺さぬ保証もない。
 っちっ! やっぱ、 流石だぜエリサ! ここまでの本気モードのエリサとやり合ったことはない。 あのイケントマーシでのときもこれほどまでではなかった。 多少のときと経験値は追加しているようでも、 ある意味味方をも意識したエリサが戦いの間に垣間見れていた。
 が、 このエリサは……確実にマジモードで俺を殺しに掛かっている。
 あの炎に包まれている……芯の母体エリサ自身に抱きつければ……と。 ビッグウィングを迫るタイミングを計って大きくスイングし、 炎を火力に干渉させる。 狙い通りに一瞬火力が鈍った隙をついて俺はエリサに接近し抱きつく。 突き放そうとするが、 そうはさせない手をスケベオヤジを自負する俺は知っている。 如何なるミックソンエリサとて、 女だ。 解こうとする抵抗を和らげつつも俺は一気にスパークする。 宣言はしないが……『ライトニングエナジー・スパーク』 だ。
 本体に直接の干渉だ。 感電干渉で気を刈り取ればいい……要は気絶状態にすればいいだけのパワーで……エリサの脱力して重みがこの腕に……炎が止んで、 「え! フリーマン」 と、 完全項垂れたエリサだ。 ゆっくりと……下にはまだセレンを相手にしているマテラとW・ナチを警戒し降ろす箇所を検討する俺だ。



          次回、お楽しみに・・・・・・m(_ _)m



        ☆わたしの私感☆
       何はなくとも名声だ!




*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



        by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.88 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1


  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!





   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から85
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。

 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。



   86
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。




(ここから本編の続き)



   87

 アイスウーマン・エルサになったセレンとフリーマンの俺、 並んだ状態でこの位置からの景観を一望する。
 「いいかセレン。 ここから何となく眺めて一見変だと思える箇所を見つけるんだ」
 「え? どういうこと、 かな」
 「見慣れぬ立地でも、 ピューソンとしては何か変な気がする箇所を第六感で見抜くんだ。 何かに擬態しているとか、 隠された箇所に常識的ではない……似つかわしい模様や配色とかをな」
 「うん、 やってみる、 かな」
 ……………………
 五つ重なった屋根の塔の瓦や天辺の尖りの総称の一つ一つ……。 宝物庫の同様に屋根や欄干の垂木やその隙間……。 軽内に敷き詰めてある白砂利など……景観に魅了されているように繕って警戒する。
 「見つけても目をとめずやり過ごせ」
 「……かな」
 「見つけたことを悟られずに箇所を特定だ」
 「かな……」
 「セレンのアイス業と俺のライトニング業でまずはモグクジを生け捕りだ」
 「生け捕り……モングジラン少将かな」
 「エリサのこともある。 今もどうなっているか分からねえからな」
 「ん」
 「どうだ? 大群なら、 一匹でもいい」
 「……今のところは……見つかっていないかな」
 「其奴らは……どうやって催眠を相手に掛けるんだ?」
 「特にない、 かな。 目に分かる仕草とか行動的なことは、 かな」
 セレンも見た目に未だ探っている。 俺もだが。
 「やっぱぁ~あ、 木の葉は森って……(俺は裏山を見ようと顔の向きをそちらへ)……か」
 「かな……」
 と、 セレンが言いかけたそのとき! 一粒の真っ赤な赤々が……視界に入って、 俺はセレンもろとも回避する。 セレンの頭部を俺が手で伏せさせて……やり過ごす。
 ハッとしたセレンも、 炎に気がついて、 俺がそうしてことを今は了解済みだ。
 交わされた炎は、 次ぎにセレンが両手から放ったロックアイスウォールで消沈する。
 どう見てもワームホールではない、 見覚えのある輝きが……見覚え中の見覚えの三体が出現してきた。 エリサを先頭に、 W・ナチ……マテラも実体を現した。 どう見ても本物だ。
 が、 どう見ても仲良くしようと言うことでなく、 その面に殺意ある殺気が漲っている。 ま、 今の一発が物語っているように戦闘モードで……光の矢とコントロールされた強風も俺たちを襲ってきた。 奇襲攻撃!
 セレンはロックアイスシールドで身を防ぐ。 俺はそのまま諸に喰らってやる。 傷ついた箇所が即座に治った。
 セレン、 俺組対エリサ、 マテラ、 W・ナチ組のタッグマッチが……どうやら火ぶたはもう切られているようだ。
 「セレン」 と、 俺が見て頷く。
 セレンも俺を見て、 「かな」 と、頷く。 もうこのタッグマッチをやるっきゃない! と言う俺たちの意思の疎通だ。
 背rんに俺は背を合わせて、 囲むエリサ、 マテラ、 W・ナチの攻撃に祖舞える。
 「例の業に掛かっているようだな、 セレン」
 「うん、 エリサにマテラさんに、 もう一体のミックソンさんはコントロールされちゃっているよう、 かな」 と、 待ったなしにエリサのファイヤー・エナジー・ショットが……
 マテラのシルバーアローが……
 W・ナチの煽り風に乗って、 俺たちを襲ってくる。
 俺はライトニングショットで応戦し、 余ったそれらの業をこの体で喰らってやる。 反らせばセレン乗せにヒットしてしまう。
 横目に、 セレンもロックアイスシールドや、 垣間見るロックアイス・ショットで応戦している……俺はセレンの背に小さく呼びかける。 「全身にシールドを張って耐えていろ、 エリサを離脱させる」 と、 俺はビッグウィングを出してひと羽ばたきする……開いての業が一斉に鈍る。 透かさずジャンプする俺は、 大空に飛ぶ。 案の定、 エリサも俺を負ってくるのが見えた。 「イイッヒ!」


 


       ・・・・・・次回、お楽しみに m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
    自身の在り方をさらけるは勇気が要る。
    が、
    さらけていれば、
    周囲に納得いく者も?




*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



    by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.87 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー


 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から84
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。


   85
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。



(ここから本編の続き)



   86

 「おいセレン、 見ろよ」 と、 俺はキスを中断し、 右の指で示す。
 「リョウガさんにしては珍しい、 かな。 っで」 と、 俺が示した裏山の肌を見る。
 「俺たちがキスしている間にあのデカネズコウの奴、 あの山肌に突進していって……」
 「激突、 かな。 でも倒れてない……かな」
 「違うぜ。 でかい穴が空いたんだ。 デカネズコウを飲み込んで一瞬にして消えたがな」
 「え? そういえば何処にも伸びてはいない、 かな。 って、 言うことは……ワームホールでも……かな」 目の前でシュールな面持ちのセレンが小首を傾げる。
 「ああそれだ。 以前マロニエ城の地下牢とかで目にしている、 仲が寄宿のわりい渦巻いている奴……ああ穴だ。 俺も体験済だ!」 一々魅惑をそそる……セレンを再びきちんと抱く。
 「でも、 どうして……あんなところに開くの、 かな」
 セレンの腰を両腕で抱いたまま俺は不思議を出しているのであろう顔色を見せる……。
 「基本的には何か古からそのままの状態で維持されている建築物……今では指定グロー^バル遺産になっているのがほとんど、 かな」 ぴったり着けている体が勝手に緩む。
 「古って、 どのくらいの歴史がある奴なんだ? 対象物件らは」
 「うんん……今この惑星上にある件数は……ざっと四十四箇所、 かな」
 「そうかその数は追い切れねえな、 W・ナチを混ぜてエルサとマテラと俺の四体では」
 「うん、 エリサがいても五体……マテラ……あ、 マテラって御当地……うんそう、 御当地ミックソンに協力を要請できれば何とかなる、 かな」 セレンと俺はもう体を離している。
 「そうか、 その手か。 じゃあ、 早速セレン……」
 「私は無理、 かな。 御当地は御当地同士……マテラが戻ってきたら……かな」
 「そうか。 しょうがねえか」 と、 俺は山肌を見る……「だがよ、 そこの山肌も古からそこにずうっとあるのか?」 セレンも俺も一部か触れても気にせず身振り手振りで話し合う。
 「え、 あ、 そう……変、 かな。 そんなたいした山でもなさそうだし……この社一角がここにあるからこの地が有名になっているよう、 かな」
 「じゃあ、 何であんなところにワームホールが?」
 「あ、 そうだった……いた、 独自にワームホールを何処にでも造り出せるレジェンズ……名……モングジラン少将、 かな」
 「モングジラン少将……だ!」
 「うん知っているの、 かな」
 「いや、 ただ何か嘗めた名前だったんでな」
 「どうし……かな」
 「モグラと鯨を足した感じで。 でかいモグラってえのが想像できるぜ」
 「形はそうかな。 でも大きさは……違う、 かな」
 「違う……」
 「うん、 もの凄く小さい、 かな」 と、 セレンはこの顔に前で片手でCの字を示すジェスチャーを見せて、 「ピューソン界では昆虫の成虫ぐらいの大きさ、 かな」
 「そんな奴が何であんなでかい穴を開けられるんだ?」
 「大群を率いているから、 かな……」
 「大群……」
 「うん、 少将一体では目立たないから、 そばにいても気がつくのは難しい、 かな」
 俺は周囲にそれらしき生物がいないかと探る。
 「それに……催眠業が出来る、 かな」
 「それだ。 繋がったぜ。 エリサもエルサだったセレンも、 その際民話座にコントロールされてこの街を破壊していたんだぜ、 きっとな」
 「私っ……」 と、 人差し指を鼻がしらに突ける仕草も……一々魅惑な愛らしさを感じざる得ない俺だ。 俺は後ろからセレンを抱く。 セレンも両手でこの腕を握り替えして 「うん」 と、 漏らし……哀愁を伝えてくる。
 「よし、 探すか?」
 「どうやって、 かな」
 「まだ夜明けまでは間がある。 協力願うぜ、 セレン」
 「わかった、 かな。 無条件で従う、 かな」
 「昆虫サイズなら見つければ肉眼でも認識できる。 それに今の俺には整っている」特殊能力を駆使すれば……探せるはずだ」
 「ん、 わかった、 かな。 っで、 どうするの、 かな」
 「一旦この背から離脱してフリーマンになる。 セレンもエルサになってくれ……ピューソンでは衝撃が負う成るかしれねえからな」 と、 俺はフリーマンに成る。





      ……次回お楽しみに……m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
    ま、 生涯は誰もが一度きり!
    今の己を受け入れて、
    気楽に参りましょ~ぉか!




*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



     by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.86 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から83
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによるピューソンの一掃。
 フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花を出撃させる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。 と、 フリーマンに隙が生まれ……リリィの毒に犯される。 フリーマンは体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達し、 上空から様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガはその力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにし、 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ、 ジパン半島西の指定保存グローバル遺産の五重塔(セントオオジョウ・シティ)辺りが炎上しはじめ……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……


   84
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分下元の広さに戻った。



(ここから本編の続き)



   85

 「よし今だ!」
 と、 フリーマンの俺は、 ウェーズリー丞相の腹に左の掌を当てる。 エルサが離れていることを確認して……ライトニング・エナジー・スパークを放つ。 瞬く間に電撃降下のライトニングがウェーズリー丞相の全身へと巡る……稲妻の閃光が迸っている。

 うわあああああああ……

 と、 悲鳴を上げて、 突っ立ったまま停止、 フリーズ状態になり、 こちらを睨むように表面の動きを一切止めている。 ネズコウが瞬きすすのかは知らねえが、 顔の表情すら止まっている。

 「やったかな? フリーマン」
 と、 後ろでエルサが言う。
 「ああ。 此奴の剣山毛皮は凄く硬く物的外傷を一切寄せ付けないようだが、 絶対にある腹側の柔らかい箇所の絡繰りさえ分かってしまえば、 そこを攻められればと、 案の定そうだったんで、 これでどうだ」
 「うん、 効いているよう、 かな」
 「ところでミックソンはどうすればいいんだ?」
 「え? なにかな?」
 「ミックモンならモンスタープロてぃんを除去すれば元のピューソンに戻せるんだろうが、 融合してしまっているミックソンは……知っているか、 エルサ」
 「どうにも成らない、 かな。 ミックソンはただ戦って強弱を着けて優劣観を植え付けるだけ。 かな」
 「じゃあ、 此奴らの勝機を損なえば勝手にいなくなるか、 強い奴に従うかなのか?」
 「そうかな」 唖然とする俺。
 「ダークなレジェンズらがこちら世界の所謂監督者で、 摂理全体のバランスを保つのが目的、 かな。 昨今、 ピューソン社会が身勝手に自然破壊を平然としていて、 他の生物らに生存権を脅かす行為が可成りなので、 要らないピューソンは全て抹殺しようと、 こちら世界に降臨してきあの、 かな」
 「森林伐採とか……」
 「それも、 かな。 でも、 ピューソンからすれば先住生物のゴキブリなど気色悪い感じがする虫類や、 山に生息していてたまに沢に降りてくるイタチやカワウソの小動物類などが、 ピューソン社会の便宜上で勝ってにつくってしまった道路で交通傷害を負ってしまうなど、 かな。 もっと大きな獣が生息しているサファリ地域では密猟や……動物園で見せるための狩りも結局はピューソン社会が正当化しているだけ……逆にライアンやタイガー……ゴリラなどがピューソン園でも作って、 こんなピューソンいますて、 したらどうかな。 無効が輪からすれば……正当なピューソン園なのだからいいの、 かな。 所詮ピューソンは一対一の場ではどんな動物に勝る箇所は知恵だけで、 運動的には劣るかな。 素手では」
 「どうした? エルサ。 言っていることは正論だが。 そこまで語るのはらしくねえ感じが……?」 エルサが何か違う。
 「私は、 今は私であって私でないかな」 と、 エルサが未だ固まっているウェーズリー丞相を指さした。 呆然として突っ立っている。 口だけが動いている。
 「うぬら、 ピューソン味方は……我ら動植物エナジー・レジェンズは、 今や怒り心頭なのだ。 我は一旦退却するが……今度は……ライトニング・エナジーの使い手……ミックソン・フリーマンよ、 覚えておこう……(忽然と姿を消しつつ)……その名を」 と、 完全に消えた。
 エルサを見る。
 「おい、 エルサ、 エルサ……」 呼びかけも反応が……「おい、 セレン!」 と、 近づき腕を取りこの胸に抱いていきなりのキスしてみた。
 ハッと意識を戻したように同行に活気が戻って……何かもぐもぐ言いつつも更なる濃厚キス展開へと誘われ、 (セレンのものとなった証の仕草を感じる) 俺も無条件無抵抗で……このミックソンのままの二人だが……暫しキスをしまくった。

 ……共存する世界、 グローバル問題。
 ま、 それも考えなくはないが、 賛否要論……知った揉んだで主旨が着きそうにもない。
 俺が成せることがあるとすれば、 HEART☆BOILED理念を伴ったストーリーでの呼びかけのみだ。



      ……次回お楽しみに……m(_ _)m



      ☆わたしの私感☆
     自然へのエゴ!
     人間同士のエゴ!
     それらを無くすにはどうすればいいか
     ……誰も結論を見いだせはしまい。



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



     by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.85 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★


   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



  THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から82
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによるピューソンの一掃。
 フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花を出撃させる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。 と、 フリーマンに隙が生まれ……リリィの毒に犯される。 フリーマンは体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達し、 上空から様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガはその力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにし、 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ、 ジパン半島西の指定保存グローバル遺産の五重塔(セントオオジョウ・シティ)辺りが炎上しはじめ……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……


   83
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……



(ここから本編の続き)



   84

 ド~ォン と、 ボス・デカネズコウのウェーズリー丞相の背中にライトニング・エナジーを当然伴わせたドロップキックを挨拶替わりに美馬ッてっやった。
 が、 他のデカネズコウ衆の寄り剣山毛皮が丈夫なようで、 この足の方が血だるまだ。
 背中を蹴った反動でそのままバックに宙返り……地に足を着ける寸前に足の傷は治った。
 剣山を拳の甲に伴わせたようなパンチのワンツー連打がエルサを襲っている……大してエルサは全身タイツのロックアイスシールドと両手先に出しているロックアイスサーベルで攻守している。 剣山ワンツー連打の拳の針先がより太く鋭さを増している……一本ではなくそれが多数だ。
 着地した俺は直ぐさま地を蹴って、 今度は跳び蹴り回しキックを頭と胴体の狭間の……分首元に連打で見合わせてみる……が、 こちらの足先が血を吹き出すだけで……大して聞いていないようだ。 ウェーズリー丞相は俺をお構いなしにエルサのみやり合っている。
 「くっそお波や勝手……」 と、 吐くが、 今まで効果覿面だったこの蹴りが一寸も効いてない……事実は俺を嘗めるに値することを物語っている。
 どうやらこの剣山毛皮は鎧よ兼を兼用している天然な代物だ。
 エルサの眉間が堀に深い皺が出来ている。 エルサがこんなに険しい表情で対峙しているのを俺ははじめて見るような気がする……と、 それだけ手強さを物語っていると、 言うことだウェーズリー丞相は。
 それでも! と。 俺は……伴った業を、 ショットやスパーク・ランチャーやらと連続させて剣山背を攻撃する。 が、 全てが無効となっている。 それに、 高価な意図は言ってもこれだけちょこまかとされては宇ザ苦成ってこちらを一度くらいは見るだろうが、 一切無視で、 エルサに集中しているウェーズリー丞相だ。
 (何だ? 何かあるのか? 俺を無視するのはかまわんが……別の何かが? と、 エルサのストーカーにでも成られたら……以後のライフスタイルに支障を来しかねない……気がする」
 と、 俺は例のポーズを伴わせシンキングに入る……。
 ポーズは、 肩幅に両脚を開いて、 胸前で腕組みをして……シンキングマックスに成るに連れ左手が顎を触り出す……お決まりな奴だ。
 (ウェーズリー……ウェーズ……ウェ……あ! 御伽噺!)
 と、 俺は何か勝手にその話に登場した……エルサの元となっている初代アイスウーマン・エルサとヤマネズミのウェーズラ……この関係からして……今の二代目エルサへの面影を見て、 じゃれている……構ってもらいたい……記憶の中の何かコンプレックス絡みか! と、 俺は見いだす。 ま、 憶測だが……と、 俺はもう一度ウェーズリー丞相の背を蹴って、 今度は正面……エルサの目線に立ってデカネズコウの表情を窺ってみる。
 (やっぱ、 そうだ)
 デカネズコウはじゃれているようにも見える顔をしている。
 が、 その動きを一旦断たないと、 エルサは必至だし、 話にもなりそうもないぜ。 と、 俺は……「エルサ、 奴の動きを止めるから手出すぜ!」
 「かな……私も休みたい」 と、 背中越しに本音が聞こえた。
 「じゃ、 そのままもう少しやり合っていてくれ」
 「かな」
 と、 エルサの了解を得た俺は…「デュワッ」 と、 一つバク宙を飛んでエルサとデカネズコウの場から間合いを取る。
 やり合っていると単純二位っても……その速さは尋常ではない。 が、 俺もスピードには慣れっこだ。 さっき正面を見たときに垣間見れたデカネズコウのウィークポイント! 奴の腹に一箇所だけ……剣山の鎧が覆っていない箇所を見つけている。 ヒトガタで言う臍の部分……どういう訳か知らねえが、 デッかめボタンチックな箇所がある……顔もヒトガタ面だが視界の範疇で塞がれるのは想定できる。
 よし!
 俺はエルサとデカネズコウのウェーズリー丞相とのやり合いの中で……突っ込むタイミングを計っている……
 エルサがロックアイスサーベルを振って切り込む……左の甲に剣山手っ甲ではねのけ、 右に剣山パンチをエルサに向かわせる……エルサもギリギリでダックしてかわしたとき! デカネズコウの体が伸びきる直前のチャンスがきた。 コンマ数秒ないの光速移動か可能な俺なら、 と、 この間にフルチャージしていたライトニング・エナジーマックスで……突っ込み、 エルサの脇を越して、 デカネズコウ寸前で屈んで、 左ライトニング・エナジー・サーベルをデカめボタンに合わせて……突き出す。 と、 本来の内側柔らか腹が広がった。


      ……次回お楽しみに……m(_ _)m



     ☆わたしの私感☆
    他人に、
   心情を声で伝えるは難儀なり!


*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*




     by:音太浪 m(_ _)m




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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.84 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)
     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から81
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによるピューソンの一掃。
 フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花を出撃させる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。 と、 フリーマンに隙が生まれ……リリィの毒に犯される。 フリーマンは体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達し、 上空から様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガはその力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにし、 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ、 ジパン半島西の指定保存グローバル遺産の五重塔(セントオオジョウ・シティ)辺りが炎上しはじめ……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。


   82
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……



(ここから本編の続き)



   83

 フリーマンの……俺とセレン、 俺とエルサは、 取り囲まれて怒濤の如く襲いかかってくるデカネズコウ群と肉弾戦で戦っている。
 ……拳や足が届く奴には各々のエナジーを駆使したパンチやキックを組み合わせ……若干距離のある奴にはエルサはロックアイスのサーベルを、 俺はライトニング・サーベルを振り込む……も、 どうしたらいいのやらだ。
 打合せたわけではないが、 俺もエルサも斬り込み具合を窺っている。 殺さぬように動きを止めるほどの特殊業の入れ方を測っている。
 パンチした素手から伝わる感触が教える……此奴らの毛皮で覆われ具合と皮膚への到達具合……ま、 兎に角毛皮を覆っている毛が細く硬く先が鋭い……ああ、 生け花で使う剣山のようだ。 材質は鉄でなく天然ヤマネズミの毛で、 内の皮も分厚い。
 と、 シンキングしながらも大群が俺たちを襲ってくるので、 ヒントとも出てこない。 多少は軽傷程度にヒット出来るが……こうもいると、 薙ぎ払うのが必至だ。
 俺は此奴らの攻撃を喰らっても直ぐさま完全再生完治する体質だが、 エルサは……横目に見ると、 体全体にロックアイスシールドを形状に……全身タイツの如く覆って、 此奴らの攻撃を防御している。
 いくら直ぐに直ると行っても、 雑魚にやられるのは嫌だ。
 背合わせになる……俺とエルサ。 エルサからの冷ややかさが空気を伝って……少し触れたことでも直ぐ後ろに着いたことが分かる。
 「どれだけいるんだ、 此奴らは」
 「さあ、 ねずみ算……かな」
 「沸いて出てくるってか!」
 「ん……かな?」 と、 またエルサと位置が離れる……攻防の一瞬の間。 位置の流れは……此奴らの攻撃と俺たちの攻撃の流れ次第で決まる。
 「しゃあねえ、 あのボス・デカネズコウ丞相用に温存していたが……」 と、 また俺の意図でエルサに近づき……背合わせで好守しながら考えを伝える。 「……やるぜ! スパーク」
 「わかった、 感電注意宣告、 かな」
 「俺に此奴らを誘うから……頃合いを測って合図してくれ、 エルサ」 と、 エルサの尻をぽんと叩く。
 「はあん」 と、 変な声を上げて、 「かな」 と、 発した答えが意味することは、 OK だ。
 と、 また離れ……今度はエルサが攻守の間に、 俺を視界に捕らえられる位置取りに……移動する。
 「おおい、 デカネズコウ衆よ、 俺が全部やっつけてやるぜ! 掛かってきな」
 と、 挑発に乗って……エルサの周りにも群がっていたデカネズコウがこっちに来る……。
 エルサの相手をしているデカネズコウは三匹だ。 此奴の頭にライトニング・チョップをジャンプして……一瞬の宙で数をざっと見て……目の前の此奴にチョップを撲つ。 諸に入ったようで此奴はその場に倒れる……が、 その他大勢デカネズコウは推定三十匹! 四方八方と言うより、 隙間無く俺を取り囲んで前列のデカネズコウが五匹俺を捕まえる……で、 藻掻く俺をまた押さえつけようと数匹が寄る。 馬乗りになるネズコウ衆の重みが……増しているのがプレスされ具合で分かる。
 「いい、 かな」 と、 でかいエルサの声が耳に届く。
 俺は一瞬エナジーを若干体に待とう。
 と、 掴んでいたデカネズコウが痺れに驚いて、 手を離す。
 「今だ!」 と、 俺は小さく屈んで……激しい動きで体を伸ばしながら……全身に出そうなエナジーをギリgりで制御し……耐えてスパークさせる頃合いを測る。 一気に此奴らを感電させるのにタイミングは大切だ。
 ……それでも俺をまた抑えようとする……デカネズコウら! 群がってきているのは、 こちらも好都合だ。 隙間無く群がっていてくれた方がここにいる此奴ら約三十匹全部に伝わりやすい。
 ボス・デカネズミのウェーズリー丞相が、 エルサの三匹に加勢しはじめている。
 俺は、 完全伸びきる寸前に、 一気に、 全身から俺に群がっているデカネズコウら放つ!
 「デュワッ!」 ライトニング・エナジー・スパークを!
 ……一気にライトニングが出かネズコウらを取り巻き感電させている。 青白い閃光が三十匹全部に繁栄されている……と、 端から……ばったばったと倒れて……この体を押さえようとしていたデカネズコウらも固まって痺れているのが分かる。
 「よし」 と、 エルサを見ると、 その周りにいたデカネズコウら二匹が凍りついて……フリーズ状態になっている。 俺はエルサの元に……動く。



      ……次回お楽しみに……m(_ _)m




      ☆わたしの私感☆ 
    百人ギリの武将は

    百一人目のヒョウ兵にやられてしまうでしょうか?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*




    by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.83 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から80
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによる、 ピューソンの一掃。
 ラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内を出撃させる。
 この街の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花が咲きはじめる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現した。
 リリィの前に、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチが登場。
 リリィ VS ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 フリーマン VS リリィが戦いをはじめる……。
 リリィ VS フリーマンの攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。
 リリィの毒に犯されるフリーマン。 体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みた。
 試みは外れ……ふらふらなフリーマンは、 密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。
 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達する。
 上空から見たマロニエシティは、 街半分が崩壊している。
 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。
 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……
 正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……
 が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガはその力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにした。
 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ、 ジパン半島西の指定保存グローバル遺産の五重塔(セントオオジョウ・シティ)辺りが炎上しはじめ……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 その心情は……
 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……
 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 アイスウーマンのエルサを正気に戻そうとするフリーマン。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。
 セレン、 正気を取り戻す。
 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺(前段)をリョウガ、 エルサに語り確かめる。


   81
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガから引き継ぐようにエルサが後半を語り終える。




(ここから本編の続き)



   82

 微弱な揺れが……「あ、 地震か?」
 「え、 うん、 少し揺れはじめたのかな」
 宝物庫も軋みはじめる……が、 遠くの木々は揺れていない……「なんだ、 局地的にここ一角だけか?」 と、 言っているそばから……揺れがでかくなる。
 「あれ、 何かな」 と、エルサが示す指の先を見ると、 裏山の様子がおかしい……「人士と言うより地響きだぜ」 と、 山肌ににわかに土煙が木々に合間から立ちこめはじめる。
 「まるで小動物でも大移動しているよう、 かな」 と、 薄笑み浮かべるエルサ。
 「ああ、 そんな感じだぜ」 と、 みるみるうちに木々の合間から短い気の毛並みの山が無数に見えだした。 その毛並みはグレーで! もう正体を露わにしている。 俺とエルサを山根済の大群が……然もでっかい奴ばかり……「ひいふうみい……」 軽く十体はいる。
 「大ネズミ、 かな」
 「が、 このでかさは……以上だぜ」
 「ん、 モンスター……かな」
 デカネズミ群は、 四足歩行から二足歩行に直立立ちを……しはじめて、 大型のマウスタイプミックモンとなった。 晩秋的な感じのミックモンで、 薄ら見れる面々に俺は覚えはない。 ミックモンは本来個々な辛みなどのネガティから……当のピューソンが怒りの極限に達したとき周囲の動植物らと同化してモンスター化する。 その大きさは二メートルから三メートルだ。 が、 此奴らは何れも四メートル越えはしている。
 「でかいよな此奴ら」
 「かな。 ツンドラ地方とかのピューソンがベースかな」
 「そうか、 差別意識は毛頭ないが、 一般的にも平均的にでかいピューソン退出を持っている慎重さはあるな」
 「ツンドラの御伽噺、 もしかして……来ているのかな」
 デカネズコウ群が割れ……「やあ、 フリフリーしさしぶりだな。 何故我々のしっしょんを裏切った……」 荒くれしゃがら声で姿を現したのは赤茶色した毛並みの西洋甲冑を身に着けているデカネズコウだ。
 「知らねえよお前なんか……俺はネズコウに親戚も知り合いもいないぜ」
 「何を言っている、 フルフリー。 そうかあの噂は本当だったのか」
 「あの噂、 だあ」
 「そうだ、 我々のミッションを遂行せず……ピューソン女に狂ってしまったとか、 訊いているぞ」
 「はあ? 俺はフリフリーでもねえし、 女狂いは言い方次第ではそうだが、 狂う価値のある女だけだ。 なあ、 セレン」
 エルサが俺に引っ付いて、 「そう、 エルサもいい男狂い、 かな」
 「お! エルサ……僕だよ……その昔一緒に通ドラ地方の冬に遊んでいた……」 急にネズコウのくせして……猫撫で声になる。 「ねえ覚えてないの……」
 「残念、 かな。 エルサはそのエルサじゃない、 二代目かな」
 「二代……めえ!」 と、 途中から声が者と太い音色に変えて、 「まあ何れにせよ、 ミッションの邪魔になる者を排除せよ、 とのお達しが下っている」 と、 手を振りかざす。 手下であろうグレーネズコウ群衆が一斉に俺とエルサを取り囲む……「やれ」 の指示で突っ込んできた。 「どうやら肉弾戦でくる気だぜ」
 「単純な攻撃、 かな」
 「ああ、 分かり易すぎて肩すかしだぜ」
 「こっち半分はエルサにお任せ荒れ、 かな」
 「私の名を冥土のお土産として訊かせてあげるよ。 ウェーズリー丞相だよ。 やれぇ!」
 の、 合図でデカネズコウ群が一斉に俺とエルサに掛かってきた。
 「ところで、 ネズコウ丞相はチャイ・メトロ・シティを襲っているんえじゃなかったのか?」
 「ウェーズリー丞相は、 一個小隊の将軍、 かな。 ダークなレジェンズはまた別の……かな」
 「フルフリーのそこんところの情報がまるっきりで、 ま、 ハプニング続きもおもしれえからいいがな」
 「本当に楽観主義なか、 フリーマンは」
 「いや、 フリーなだけだ! 少し運動するか……一気に行かずにな」
 「うん、 エルサも最近幸せ太りで、 運動不足かな」
 と、 堰を切ったように襲いかかってくるデカネズコウ眼を俺とエルサは斬っては投げ捨て……の例えが合う……パンチキック、 投げ、 宙返り……などの攻守をとりあえずスタートさせた。



      ……次回お楽しみに……m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
     群がっても、
    群がらなくとも、
    どちらでもいいぜ!



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



      by:音太浪 m(_ _)m





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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.82 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



  THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)
     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から79
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによる、 ピューソンの一掃。
 ラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内を出撃させる。
 この街の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花が咲きはじめる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現した。
 リリィの前に、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチが登場。
 リリィ VS ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 フリーマン VS リリィが戦いをはじめる……。
 リリィ VS フリーマンの攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。
 リリィの毒に犯されるフリーマン。 体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みた。
 試みは外れ……ふらふらなフリーマンは、 密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。
 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達する。
 上空から見たマロニエシティは、 街半分が崩壊している。
 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。
 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……
 正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……
 が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガはその力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにした。
 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ、 ジパン半島西の指定保存グローバル遺産の五重塔(セントオオジョウ・シティ)辺りが炎上しはじめ……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 その心情は……
 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……
 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 アイスウーマンのエルサを正気に戻そうとするフリーマン。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。
 セレン、 正気を取り戻す。
 手がかりの『白ネズコウ』探す。


   80
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺(前段)をリョウガ、 エルサに語り確かめる。




(ここから本編の続き)



   81

 と、 エルサは頷いて……後半を語りはじめる……。

     大ネズミの口癖が頭をお尻に 「ウィー……ズーラ」 が着くので……(かな)。

 と、 エルサの口癖 「……かな」 を着けながらだが、 ここからしばらく省略……で。

     (かな)……北方建築の氷に社。 住みはじめて間もなく大ネズミが姿を現し……昼はよき遊び友達で、 夜は吹雪の力を使う女のよきお供となった。
 いつの間にかピューソン集落や街に……夜な夜な吹雪の女が出没しては……吹雪を起こしては厳しい寒さを夜に与えるようになり、 ピューソンらは、 その女のことを 『アイスウーマン・エルサ』 と呼ぶようになった。
 「うぃ、 アイスウーマン・エルサだって……」
 「それって誰のこと?」
 「貴女のことだ、 ずーら」
 「え? 私っ」 と人差し指で自らの鼻を差す。
 「うぃ、 そう。 ずーら」
 「うわ、 嬉しい……名前欲しかったんだ……幼い頃からの名分からなくて」 お礼にまた街を吹雪で覆う。
 大ネズミはキョトンとしてアイスウーマン・エルサを見る。 「うぃ、 分かっていない? エルサって、 悪名、 ずーら」
 「何が? ……ああ、 貴男にも名前あった方がいいわ……ううん…… ! うぃ……ずーら! で、 ウェーズラね、 決まり」
 「うぃ、 ウェーズラ? なんで、 ずーら」
 「だって、 口癖がウェー・ズラって聞こえるから」
 「うぃ、 そんなこと言っているかな……? ずーら」
 「ほら、 今も言っている」
 「うぃ、 まあ良くも悪くもないからいいよそれで。 ずーら」
 「ふっはははははは……」 大笑いして腹を押さえて吹雪く和らぐ間の空間に転げ回るアイスウーマン・エルサ。 「……はあ~あ。 こんなに笑ったの久しぶり……」 と、 また吹雪かせる。
 「うぃ、 どうして吹雪かせるんだ、 ずーら」
 「だって今は農閑期よ。 農繁期に向けて一杯休んでもらいたい……大変なんだから小麦作りって……」
 「うぃ、 外で遊べないずーら。 子供たち……」
 「どうせ家で遊ぶしかないもの……近所って言っても一キロメートルは離れた家同士を子供の足では一寸した冒険になっちゃうし、 この時期のツンドラの時間……体温に寒くないと感じていられる時間はほんの数十分……なら雪に囲まれた家の中で……想像豊かに遊んだ方がいい」
 「うぃ、 そうずーら、 家は広いし、 暖をとっているから暖かい……中からの熱で屋根のはさほど雪も積もらないし……火事さえ……」
 いきなりアイスウーマン・エルサが反応して……ウェーズラ目掛けて吹雪を放つ、 「止めて……火事はNGワード」
 「うぃ、 何する……」 とマジ切れしたウェーズラが体毛を逆立てて体に着いた吹雪を払って……「うぃ、 裏切る、 頭に来たずーら」 と、 毛針を逆立て毬の如く丸まってアイスウーマン・エルサに体当たりする。 「いたい、 どうしてみんな裏切るの……」 と、 吹雪で応戦するアイスウーマン・エルサ。
 吹雪攻撃を回避して間合いをとるウェーズラ……とアイスウーマン・エルサ。 暫しにらみ合い……ウェーズラがプイッとそっぽ向いて何処かに行ってしまった。 アイスウーマン・エルサも訳分からずにウェーズラを追わず……社に戻った。 「どうせそのうちに帰ってくるわ」 と、 待つが、 いつまで経っても何年経ってもウェーズラがアイスウーマン・エルサの元に戻ってくることはなかった    ってかな。
     それからというもの、 アイスウーマン・エルサは……ツンドラの冬……独り吹雪を司り続けたと聞く(かな)。 やがて暖かい季節が巡ると、 雪が解けて水になる。 水は作物にとって不可欠な……雪解け水はじわじわと地に湿る……じわじわ湿った水……水分は作物を枯らすことも腐らすこともなく育つための基本の要素。 そして吹雪のお陰でピューソンらは意欲一杯に……また農繁期を迎えて……小麦作りに勢威を出せる……気候的にも暑さはほどほどで雪解け水の湿った水分が大地から完全乾くことがなく……収穫期を迎え……農家は小麦を市場に売りに行って冬越しに必要な物を買って……また冬ごもりの農閑期! 巡る季節に継がれる世代……そうして……ツンドラの民は……アイスウーマン・エルサを徐々に崇めるようになった。 安定した気候の季節が約束されていることが何よりの恵みをもたらすは、 望み。

 ……だと、 暗示で締めて俺の知っているツンドラの御伽噺は終わっている。
 っで、 エルサも口を止めて……継ぐんだように。
 「ああ、 俺もそう聞いていたな。 幼い頃にテレビマンガとか……観たような記憶があるぜ」
 「うん、 ツンドラ地方から唯一グローバルに広がっている御伽噺の内容かな」
 何か言いたそうだ。 が、 言い出さないエルサを攻めてまで俺は訊きはしない。
 「っで、 今のエルサがその末裔なのか?」
 少し間をおいたエルサ。 言い方を考えているようにも思える……が、 口を開く。
 「ダークなレジェンズらは、 造形を想像し実現出来るかな。 だからその化身的なレジェンズが方々に知っているかな。 この惑星全域にかな」
 「でも、 ピューソン一掃なんて、 ダークなレジェンズらが一気にやれそうな物だがな?」
 「かな、 でも、 ダークなレジェンズらはこちら惑星ではピューソンと融合しないと物に触れることが出来ないかな。 でね、 腰を上げるまではそれぞれの化身をこちら惑星に降臨させてミックソンとしてこちら惑星の経緯をコントロールしていたかな」
 「コントロールだあ!」
 「かな。 今出てきた吹雪女は私アイスウーマンの本体で……ダークなレジェンズとピューソンの最初の融合体ミックソンかな。 でね、 大ネズミのウェーズラが元となってアレンジされた御伽噺が……今フリーマンが言った 『ネズミの嫁入り』 になったのかな」
 俺は腕組みをして、 脚を均等に開き、 頷く。
 「エリサも、 系図ラインで大本を辿ればダークなレジェンズの一体に辿り着くかな」
 「ああ、 俺が行った孤島にファイヤーバードミックソンの伝説があると訊いてるぜ」
 「炎と氷……ある意味双極性を持つ立ち位置かな」
 「そうか。 ま、 いい。 今はこの場を納めることが先決だ。 セレンを狂わせたネズコウだ」
 俺は改め、 宝物社と裏手の境内をまじまじと臨む。





      ……次回お楽しみに……m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
   今は只次世代の将来を思うばかり成り……。





*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*




   by:音太浪 m(_ _)m




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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.81 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から78
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 それは、 ダークレジェンズ・ミッションによる、 ピューソンの一掃。
 ラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。
 その前に立ちはだかるは、 このシティを守護する御当地ミックソンのマテラ。 イーグルファイヤー・ミックソンのエリサ。  アイスウーマン改めエルサ。 結果的に手を貸す羽目になるライトニング・エナジー・レジェンズのフルフリーとリョウガが融合しているフリーマン。
 一件を邪魔されてしまったローテンローゼンは次に、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内を出撃させる。
 この街の至る箇所で多種のヒトガタの大輪花が咲きはじめる。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たる。
 が、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは、 ガマーズ部隊隊員総勢の手を借りるエリサとエルサでも手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現した。
 リリィの前に、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチが登場。
 リリィ VS ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが苦戦……敗れる。
 フリーマン VS リリィが戦いをはじめる……。
 リリィ VS フリーマンの攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、 いつの間にかリリィに入れ替わっている。
 リリィの毒に犯されるフリーマン。 体内からの攻撃が唯一の弱点か……。
 極限への挑戦を考えたフリーマンは、 一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みた。
 試みは外れ……ふらふらなフリーマンは、 密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。
 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達する。
 上空から見たマロニエシティは、 街半分が崩壊している。
 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。
 リョウガは、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜す。 が、 何処にもいない。
 フリーマンは、 ガマーズ部隊・(オレンジ服隊員)を伴って地下牢を探る。
 抜けた先にローテンローゼンがいて、 「アーマーロック将軍、 新手軍団の進軍……」を告げて、 ワームホールに入った。
 ローテンローゼンの手によってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラの願いどおりに、 フリーマンのライドウリョウガは協力することになる。
 フリーマンのリョウガとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 マテラとフリーマンは、 中庭で遭遇したナデシコ・ミックモン軍団を消沈させ……そして日の出を迎える……
 正体がばれた、 リョウガのもう一つの姿が、ヒトミに……
 が、 ヒトミは知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知っているリョウガはその力を利用して瞬時に移動して夜を待つことにした。
 ときは来た。 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れるときが来た。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 移動した屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰なモノで、 一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ、 ジパン半島西の指定保存グローバル遺産の五重塔(セントオオジョウ・シティ)辺りが炎上しはじめ……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 その心情は……
 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……
 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 アイスウーマンのエルサを正気に戻そうとするフリーマン。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。
 セレン、 正気を取り戻す。


   79
 手がかりの『白ネズコウ』探す。




(ここから本編の続き)




   80

 ……ツンドラ風って言った……そこにまつわる御伽噺に、 デカいネズミの化け物が登場したような気がした俺は、 セレン……いや、 今はエルサに問う。
 「ツンドラの、 その、 今言った御伽噺だったと思うが、 デカいネズミの化け物が出てこなかったっけ? エルサ」
 「うん、 よく知っているかな。 ウェーズラなか」 疑問系でなく、 語尾の癖なのでエルサにしては言い切りだ。

 それは……
     ツンドラ地方のとある集落に、 幼い娘がいた。 その娘と同じ年頃の男の子も同集落にいて……その家は隣同士なのだが……その距離が一千メートル以上だった。
 とある夏に、 互いの家族が小麦を売りに数キロメートル先の街に行く……娘とその家族は人力の荷車に小麦の袋を三体載せて徒歩で……男の子の家族は馬に囲いのない荷車を繋いだ……所謂馬車でだ。
 街の入り口手前でその家族らが出会して……互いの労を労いながら街に入った。 無垢な娘と男の子は一緒に遊びはじめて直ぐに仲良しになった。
 小麦を市場に出して……二家族は食料や衣類などを買い求めて、 再び帰路につく。
 途中の二股の分かれ道で……娘の家は右に……男の子の家は左に……その日は空気も澄んでいて見渡す限りに遠方が臨めて、 互いの家を遠くに示すと、 その間には他の家がないことが分かり、 隣だったことを知る。
 好感を持った二家族は、 また逢うことを願って、 互いに銘々の家路につく。
 家路についてからというもの……娘も男の子も互いに会いたい思いが……日に日に募り……が、 子供の足では行き来するには遠すぎる。
 冬が来て……娘は掛けた家の鏡に向かって……「あの子に逢いたい」 と願って……罅続けていた。 ある日……男の子の家が焼けてしまい家族が全滅してしまう事故が起こった。
 ……男の子の家がある方を窓から見ていた娘が……赤く揺らめく火を遠くに見て……両親に知らせた。 が、 その日は吹雪いていて外に出ることが出来なかった。 娘は偶然に吹雪く合間のときに……目撃することが出来た。
 娘は窓からその後の様子を見ていた。 その先には燃えるものと言えば家……幼い子供でも分かる吹雪の気象だ。 小麦畑や他の野原は大雪の下で火は絶対につかない。
 男の子の安否を気遣って……助けに行きたいと……鏡に向かって祈り続けていた。
 家族が休んだシーンと静まりかえった深夜……突然家の中に吹雪が現れ……重々しい女の人の声が、 「どうしたのです! あの家に行きたいのですか? わたくしが叶えて差し上げても……但しあなたの若い体をください」 と、 娘は何の迷いもなく頷くと、 その吹雪は娘の体を覆って……全てを融合させた。
 まだ、 娘の意志があり、 「助けたい」 と、 願った一瞬に姿を吹雪に変えて……瞬く間に男の子の家に来ていた。 なすがままに娘は両手を前にですと……吹雪が出て火事の炎を消してしまった。 焼け焦げた家の骨組みと灰となってしまっている壁の状態で杜撰さが幼子の目にもわかる……床下の当時冷蔵庫の役割となっていた床下収納庫から家族は無事に出てきた。 一瞬目があった男の子と娘……娘はハッとして、 が、 男の子の両親は化け物の姿に怯えて床下庫の蓋を堅く閉めてしまった。 自身の姿を見ての反応したことは明白で、 娘はこの場を去る事を願うと、 「おまけだよ」 と言う例の女の声がして、 自身の家に戻ったと言う……。
 戻った娘はその後、 昼は娘だが、 夜になると吹雪の女……化け物の姿になる。 家族に隠していたものの……のちにばれてしまって……家にいられなくなってしまった娘は十四のその晩、 吹雪の化け物となって何処かへと行ってしまった。
 残された家族は……娘の化け物の姿を恐れて……その後捜索を一切しなかったという。
 娘は……集落はずれの洞窟にしばらく身を修め……のちに、 吹雪の力をコントロールできるようになると……万年雪の帽子を乗せている高い山頂に家を拵え住み着いて……その後もそのまま住み続けている   
 と言う……のがこの御伽噺の前段だ。

 ……昼はピューソンの娘……ひとりぼっちは心持たなくなる……と、 大ネズミが姿を現して……「遊ぼう」 と……言葉が通ずる……一般的には変な話だが、 もうすでに娘の半分の姿は化け物……素直に受け入れ……昼は友達で、 夜になるとよき相棒となった。
 「と、 言うのが前段だったよな、 エルサ」
 と、 エルサははっきりと頷いて……口を開いて……後半を語り……はじめ……




      ……次回お楽しみに……m(_ _)m




                ☆わたしの私感☆
            ああ、
            何故?
            世の中から偏見という罪は無くならないのか?




*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



            by:音太浪 m(_ _)m





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