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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.96 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)


     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から93
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらを出現させマロニエシティの壊滅を測る。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 敗れたため加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる。 一抹の疑問に気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 孤島の主ミックソン(マリ・アナン)に癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。
 日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 新たなる相手軍団を知り、 マロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 ……マテラの瞬間移動によって抜け出た先は、 マロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半壊だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星間で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ。 少し離れた場所でエルサの姿がある。 炎上と凍結の二分された街。 物陰にW・ナチの姿が……。
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見るフリーマン。 正気を取り戻したエルサと共に、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている御伽噺をリョウガが、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを探るフリーマン。
 突き当てたフリーマンは、 エルサと共にウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられて仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる策は……果たして?
 エリサ、不完全ながら復活!
 モングジラン少将分身に犯されるフリーマンを……エリサが正気に戻した。


   94
 マロニエのミックソン勢揃い!
 フリーマンとなっているライドウリョウガが称するモングジラン少将分身、その所帯に迫るとき、地鳴りを上げて迫る大群だった。




(ここから本編の続き)




   95

 「いいか、 此奴らがヒトガタの項に擬態してコントロールする。 ここからは定かでないが、 此奴らは皆アンドロイド化されたモングジラン少将の分身だ。 ま、 生物ではない要はロボットだ。 遠慮は要らねえぜ!」
 『了解(ふふっ) (だよ) (かな) (したわ)」 と、 イケジョ系ミックソン四体が同時に頷いて……。
 モングジラン少将分身の大群はもう一斉に塵を含んだ大竜巻……スーパーセルとなって俺たちを襲ってきた。 モングジラン少将分子による終わりなきスーパーセルだ、
 エルサ(セレン) がロックアイスボディコンシールドで身を守る。 背に冷気が見ずとも伝わる。
 エリサが羽ばたいたことが風が教える。 上空に飛んでスーパーセルの上空部を攻撃しはじめる……ファイヤーガトリングショットを放っているのが一瞬見たときに写った。
 マテラの輝きが……スーパーセルの黒に照り返し……少しでもスーパーセルの陣形を崩そうとしていることが伝わった。
 W・ナチは、 目には目をの作戦に出たようで、 逆回転の竜巻をスーパーセルの真横に叩きつけている。
 で、 俺はタウ軍に襲われながらも……ハイジャンプ……エリサの更なる上……上空に飛び、 ビッグウィングを出してホバリング……エルサのあれ版を……ライトニングでも出来る気がして……命いっぱいライトニング・エナジーをため込んでいる。 「頼むぜみんな……一気にけりをつけてやるからな」 エリサもマテラもW・ナチも……疲れ切っているものの踏ん張っている。 なら疲れ知らずな俺が……めいっぱいやるのはここだ!
 群れるのが嫌なわけではない。 必要以上に群れることが無意味と言うだけのことだ。 必要なとき、 それが目の前に展開されているこの場のことだ。
 推定高さ、 二千メートルの円柱状のスーパーセル!
 マテラが枝分かれして襲い狂っている大群の先頭をアローの弦先で無限大を描くが如く屈して蹴散らしている。
 推定幅、 具百メートル平均のばけものスーパーセル上のモングジラン少将分身が網目状に飛び交って、 下の四体のミックソンを攻撃していやがる!
 W・ナチは、 自らつくり出しいた竜巻に乗ってスーパーセル状態の大群の中段あたりを手先から放つ風で挫こうとしている。 スーパーセルの一個一個はモングジラン少将分身だ! 何れはいなくなる。
 ますます威力をつけている……
 エルサは、 スーパーセルの袂をロックアイス・エナジー・ウォールの壁で固めて大竜巻(スーパーセル) の威力を鈍らそうとしている。
 まあ、 クールに、 焼け石に水……だ。
 して、 上空のエリサが一旦、 攻撃を止め……赤々と全身を炎に包み始めた。
 「まて、 エリサ! それはなっちまうと……」
 エリサが気づいて俺を見てにかっと笑う。 行く気だ!
 「まて、 あと一分……凄い大ザルは漫画だ! が、 俺が一気に此奴を壊滅状態にするから……零したモングジラン少将分身をやるためのエナジーはとっといてくれ、 エリサ」
 Vサインの俺独特のニヒルVサインを返して了解示す。
 「よし! え、 でも何でそのサインポーズを?」
 と、 俺は上空一万メートルまで上昇し、 水泳のターンをするように真っ逆さまの垂直急降下……で、 助走をつけ……全身にライトニング・エナジーを纏……名付けて 『ライトニング・エナジー・スパーク・ボウリング』 だ。 と胸の内でつける。 音にする主義ではない。 ネーミングはその造形をイメージさせてしまう……ヒットもしないうちに、 ヒントをわざわざ与えるようなお人好しは俺の中にはない。
 腹をくくったなら……一気呵成だ!
 ……ビキッ! ……ズドオォ……ォオオオン! バカ~ァァァン!
 と、 俺は地面に向かって衝突した。 モングジラン少将分身の大群がつくるスーパーセルのど真ん中を通過してのことで……地面を狙えば勢いを殺さなくて済む! と、 地面との衝撃を一瞬だけ感じた俺だったが、 記憶、 意識、 等々の感覚そのものが無になった!

 ……やったよ、 フリーマン。 残務整理はお任せよ、 ふふっ。 流石、 貫徹心の男だわ。 リョ、 フリーマン! そこまでいっちゃっても復活できるの、 かな? ……
 と、 四美女の念が、 無の俺まで……届いたようなそうでないような……無をこれほどしっかり感じたことは……お初な俺だ。





    次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
  一般的な恋愛の内情まで、
  公共の電波に乗せる必要があるのかな?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



    by:音太浪 m(_ _)m





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