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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.94 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                        鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-



★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★



   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3!

   ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1


  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい

 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!



   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)

     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から91
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。
 事態の収拾に向けフリーマンとアイスウーマン・エルサは、 モングジラン少将を追う。



   92
 モングジラン少将がフリーマンに擬態して街を攻撃しはじめた。
 フリーマンのリョウガが講じる柵は……果たして?




(ここから本編の続き)




   93

 遂に、 俺に取り憑きやがったモングジラン少将……意に反してこの街の無傷な箇所をライトニングを落とし攻撃してやがる。
 ま、 ヒトガタ……特に何の能力をも持たないピューソンはもうとっくに安全領域に管轄ガマーズ部隊によって非難されている。 今破壊している具体的な対象は近代建物などの現代ならどうにも修復可能な物ばかりだ。
 それにしても……何か……取り憑かれて感じたことがある。 取り憑いているモングジラン少将からの生命的何かが感じられない。 二、 三体やってしまった感があって殺さずを陳腐なヒトガタでも亡骸にしてしまったことを気になってはいた俺だ。 が、 正当防衛的どうしようもない展開の中でのことで……どこか救われる慈悲を願ってもいないこともない俺だったが。
 バーチャル……でも実体をひしと感最中だ。 アンドロイド……今風に言うとAI……人工知能で反応するヒトガタそっくりな……まあアンドロイドか? 実際にいる生命体のそっくりな外側をしている中身は、 用は機械仕掛けのロボットだ。 ただ、 動きが……自然な生き物の微妙な動きをもするロボットだ。 そんな感じが伝わり窺えている。
 とすれば、 指定頭的存在が他からコントロールしている……?
 まあ、 考えてみれば……同類生命体であっても一見の見た目は同じようでも……微妙に違うところがあるはず……が、 はっきり確認はしていないがコピーされたような外観だったような……まあいい。 何れにせよここはもう少しこのモングジラン少将を観察させてもらうとするか、 この内なる領域で。

 「フリーマン!」
 何処か懐かしい声が後方上空から聞こえた。
 当然俺の意思でなくとも振り向く……この内なる領域にも視界の伝達は為されている。
 案の定エリサだ。 ボロボロ観はあるものの何とか飛ぶぐらいまでに回復したことが確認できる。 警戒することは当然なく……羽ばたきエリサが近づいてきて……推定三メートルまで来た。
 この外部のコントロールが攻撃に転じる……人差し指先から……ライトニングを俺にしてみれば鈍く放ちエリサを襲う。 こんな鈍い攻撃なら……エリサは余裕で……スパッ! と、 エリサの右肩の肩パットにヒットする。
 え、 何故、 こんなスピードの……当たるんだ?
 ま、 回復充分でないうえに……フリーマンの俺の姿に警戒なく気を抜いていたため……と要因はあるか。 エリサは流石だ。 あんな状態であっても不意な攻撃に反応して若干ながら回避行動を取っている。 で、 肩パットですんだ。 ヒットした箇所が。
 「何か変だよフリーマン! 訳を聞かなくてももう雰囲気が、 感じるよ」
 もう察している。 エリサ。 流石だ。 敵対心にも敏感だ。
 「どうやら、 エリサが街のあそこを無益攻撃してしまったことと関係があるようだね」
 分かっているようだ エリサが今の俺のように内なる領域で自らのコントロールできない状態を固唾を呑む思いで伺っていやがったようだ。 と、 推測も成り立つようだ。
 ま、 どうにしてもエリサならこの体の能力を俺の他では一番知っているはずだ。 生死に関わるマジ敵対戦闘を二度までやり合った仲だ! モングジラン少将の……ま、 今は確証がないので、 分身としておくが……この擬態に関しては分かっていないようだが……あれに気がつけば……俺の再生能力に気がつけばいくらでも……遠慮無しに出来るはずだ攻撃……戦う手段を講じられるはずだ。
 さっきから……モングジラン少将分身が、 俺の業を……人差し指からのライトニング業しか使ってはいない……駆使した業は……閃きには鈍いようで……昔ながらに言うと、 ベリースペシャルワンパターンだ! これだけなら未回復状態のエリサでも充分に優勢だ。
 俺は内なる領域で……エリサに問うように念を送る……「やれ、 エリサ!」
 「ま、 エリサの知っているフリーマンとは可成り違うことは明らかだよ、 あんたは」
 と、 翼を羽ばたかせ……後方宙をバックして、 その翼に炎を焚く。 意味していることはもう俺の念が届こうが届くまいが戦う気満々のエリサと言うことだ。
 普段と違う俺の状態を察知した時点でその境地はもう……戦闘モードに入ったようだ。
 エリサは軽く翼を羽ばたく……イーグル・ファイヤーレイン! を俺に向けていきなり放つ。 分かっている。 今できる最大業はこれだろ……充分だ。 今の俺の意でない俺……フリーマンを大多数に焦がすには充分な大業だ。
 案の定、 この身が半分以上焼けただれ……あの箇所にくっついていたモングジラン少将分身をも焦がし尽くしている……ようだ。



     次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




     ☆わたしの私感☆
  今巷で論議を交わしているとあるスポーツの反則問題!
  が、 単なる一般まじめ大学生らはどうなる……?
  特にこれから就且つに望む学生らの行方は……?
  その大学であることだけで……未来を脅かされているのでは……?
  それら部外学生の未来は誰が保証できるのか?



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



    by:音太浪 m(_ _)m






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