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HEART-BOILED☆LEGEN'S-2 all_series_vol.92 [the PLANET No.3☆SF s-2]

   アダルズヒーロー・ヒューマンファンタジー
   HEART-BOILED☆LEGEN'S  Vol-2



                         鐘井音太浪
                                                                -netaro kanei-


★前葉を飛ばしたい方は、 下記の青色本編からどうぞ★


   ープロローグー

 この物語は、 フィクションだ。 物語のステージになるこの惑星も俺の想像によるものだ。
 が、 ステージ構成上、 何処かの太陽系第三惑星に有するモノを参考にしている。
 また、 固有のヒトガタ知的生命体名なども、 従来その第三惑星に存在する名前と一致したとすれば    それは単なる偶然だ。
 ま、 しばし音太浪ワールドに付き合ってもらおう……ああ、 この物語を読むに当たってのアドバイスだ。 どこかに……地球という惑星が存在しているなら、 そこの常識を頑なに守りつつ読むのでは、 入り込み方が半減することを約束しておこう。 柔軟且つ白黒つけぬグレーゾーンをふんだんに維持し、 その狭間で楽しむことをお勧めする!
 では、 はじめよう……


   ー主な予備知識紹介ー

ミックソン=レジェンズと呼ばれし半物質の特殊知的生命体とピューソンの融合生命体。 容姿は化け物。
レジェンズ=一般には触れることも見ることも出来ない特殊生命体。
ピューソン=何の特殊能力を持たない真人間。
ミックモン=邪な感情が頂点に達したとき、 身近な動植物と同化しその能力を持って実力行使する化け物。 力のあるミックモンやミックソンによって、 ピューソンをミックモン化することも可能。



   THE PARALLEL PLANET☆No.3! ーSTORYの序章ー

 ★ ダーク(未知なる)レジェンズ十三柱の総合意思
 ーもういい! こんな無意味な世の中……
 ー我々はもう限界だ!
 ーピューソンの知力を利用し……ミックモンを仕向けちゃいましょ!
 ー我々も同化できるベターハーフなピューソンを見付けようぞ!
 ーもう既に潜入している我ら以外のレジェンズやらの同士と……共に!
 ーピューソン社会を一掃するんだ!
 ーうむ、 そうしてくれ!
 ーもう情状酌量の余地なしじゃな!?
 ーが、 中には救えるピューソンもいるやもしれん!
 ーなら、 まずは私が下部、 ダークレジェンズチームを……降臨致しましょう!
 ー引けをとったわね、 貴方にしては珍しく!
 ーふっ、 俺様は勝手にいくぜ!
 ー相変わらず身勝手な奴だ……ライトニングレジェンズは!
 ……ああまってぇ~ライトニング様~ぁ! あたしもいくぅ……!

 この世からすれば絶する異空間での会合ー
 それらはこの世を造り……生物をも誕生させた!
 が、 進化に伴い……人=ヒトガタ知的生命他の劇的な進化に戦いていたものの……
 その身勝手さに目を細めるようになっていた。
 そして、 ついに! 審判を問うことに……
 それまで、 異空間にーパラレルワールド化させたこの惑星のもう一つの世界を造り様子を窺っていた。
 が、 慈悲なる感情がないわけでもなく……十三柱のリーダーが、 現世に勧告した。
 ……パーフェクトオールレジェンズである! これより一カ年の期に……
 まずは二柱のレジェンズが各々に動いた!


   ★ それは空気の澄んだヒンヤリする如月と呼ばれしある晩に……

 ピューソン側からすれば現世となる惑星に……レジェンズ側の半物質惑星が……
 ……そしてこの日、 その惑星は二分していたパラレルワールドがリンクした。


   ☆ リョウガのハートボイルドな決意

 もう思い残すことは何もない!
 すべてをこのときで変えるー
 これまで母の教えに従いいい子を演じてきた己の甘さを完全断った俺!
 四十猶予の歳にして、 真なる一本立ちだ!
 ここからの生涯は、 其奴らを巻き込むことは危険だ!
 妻子ある身をも脱してー
 これらの過去を受け入れながらも完全奥底に封印だ!
 改め人生 (フリーランスライフ) に挑むため、 フルネームを改めた。
 俺の名は、 ペンネームどおりのライドウリョウガだ!

                        ーBY RYOUGAー






   HEART-BOILED☆LEGEN'S Vol-1
  ハートボイルド★レジェンズ ファーストコンタクト! のおさらい


 俺(ライドウリョウガ)は、 この街の路地で奇怪な」ライトニングを喰らう。
 それは、 ライトニングエナジーレジェンズ・フルフリーそのもので、 ベターハーフとなるピューソンと同化するのが目的だった。
 この意までをも則ろうとするが、 俺は苛み、 其奴は何故か大人しくなった。
 俺は、 その新たなライフスタイルを、 好む女二人と営みはじめたところだ。
 直接危害がない限り、 他のことは 『どうでもいい!』 と言った思考の俺だ。
 が、 巷で噂のミックソンとなってしまったため、 アイスウーマンなどの数々のミックソンやミックモンと遭遇し、 やむなく関わってしまう。
 俺が掲げている理念 “ハートボイルド(七本柱)フリーランスライフを遂行している!




   THE DARK★LEGEN’S★MEN! (ここまでの粗筋)
     0
 ライドウリョウガ(主人公)は、 ダークレジェンズと少し前に融合したミックソンだ。
 以後、 その姿ではフリーマンと名乗っている。
 とある晩、 突然、 パーフェクトレジェンズの一体がリョウガの前に現れた。
 それはまるで、 翼の生えたホワイトベンゴルティガー(タイガー)。
 パーフェクトレジェンズが名乗らないためリョウガは、 「トラコウ」と称した。
 目的は、 リョウガと融合したはずのダークレジェンズ・フルフリーへのミッション確認。
 いっこうに意を表明してこないフルフリー……
 ようやく安定してきた今のフリーランス・ライフスタイルを何者にも犯されたくないリョウガは、 トラコウの言い分を拒否した。



    1から89
 一般に、 ライドウリョウガはフィクションライターだ。
 リョウガが仕事をするため行きつけの喫茶店 “カフェテラス” に行ったことから今回の怪事件がスタートする。
 まずは、 ダーク・フラワー・エナジー・レジェンズのミックソン・ローテンローゼンが出現し、 次々と植物型ミックモンらをマロニエシティでの夜に放出される。 その狙いは、 ネガティ思考のレディを募り草花のミックモン軍団結集し、 シティ内の壊滅。
 リョウガは、 空に飛びフリーマンとなり上空で様子を見守る。
 ガマーズ部隊も駆けつけ、 エリサとエルサも現れて対処に当たるが、 圧倒的な数のミックモンを処理するのは手に余る。
 怪奇な異変に、 真っ先に駆けつけてくるマテラが姿を現さない。
 一方、 ミックソン、 ミス・セブンス・リリィが姿を現し、 新たな女ミックソンのウィンドラ・ナチの攻防はじまる。 が、 ウィンドラ・ナチが敗れる。
 加勢に入ったフリーマン VS リリィが戦いをはじめる……この攻防の最中……疑問が。 当初はイマイ・チナナ似のミックソンイエローローズ型ミックモンが、リリィに入れ替わっている。 と、 よそに気が取られるフリーマンに隙が生まれリリィの毒に犯される……体内からの攻撃が唯一の弱点か。
 フリーマンは一旦夜空に逃れ……凍結による解毒を試みるが、 外れ……ふらふらなながら密会の孤島に落ちるように辿り着く。
 しばし休息のフリーマン(リョウガ)……孤島の主ミックソン(マリ・アナン)から「この島は……ファイヤーバード縁の地」 と癒されて、 フリーマン復活!
 フリーマン帰郷。 が、 様子がおかしいマロニエシティは、 『アナGリンD』 と名乗った怪物ミックソンが仕掛けた蜃気楼だった。 ピューソン姿になると均整のとれた若い娘だ。
 再度、 フリーマンは、 本物のマロニエシティの上空に到達して……様子を窺うと街半分が崩壊している。 横たわるリュウザキリナを発見し、 ピューソン姿で気遣うライドウリョウガ。 次ぎに、 リサ、 ヒトミ、 セレンを捜すが、 何処にもいない。
 一箇所気になるフリーマンは、 ガマーズ部隊・を伴ってマロニエ城の地下牢を探ると、 ワームホールが口を開けていて……入った。
 ローテンローゼンの後を追ってベールローズ宮殿に誘われてしまったフリーマン!
 フリーマンは、 そこで、 マロニエシティ御当地ミックソンのマテラと大接近遭遇する。
 マテラに、 フリーマンは協力してローテンローゼンの素性を探る。
 フリーマンとマテラは裏庭の花壇のナデシコ軍隊に攻撃を受ける。 が、 消沈させ……そして日の出を迎える……リョウガのもう一つの姿がヒトミにばれた……が、 知っていた!
 ここオ・フランが朝を迎えて、 ミックソンの活動が出来なくなったマテラとフリーマン!
 危機迫るマロニエシティの安否を考えて、 いったん戻ることにした。
 新たなる相手軍団がマロニエシティを襲うことを案じたリョウガとヒト。
 マテラの正体を知ったリョウガはその力を利用し、 経由地を利用し、 いよいよフリーマンとマテラがマロニエシティに戻れる。
 マテラの瞬間移動によって抜け出た先はマロニエ社の境内で、 屋根から見た光景は、 明らかに女の温かみを無くした杜撰……一区が半分の壊滅状態だった。
 ピューソン一掃ミッションのレジェンズらにこの惑星感で管轄的思考を推測したフリーマン。
 マテラと共にフリーマンは、 アーマーロック将軍の一個小隊の来襲警戒するが兆候もない。
 フリーマンはマテラを抱えて上空に飛ぶ。 ジパン半島西のセントオオジョウ・シティが炎上している……マテラとのコラボ業で移動した。
 狂ったように街に攻撃しているエリサ、 と、 少し離れた場所で、こんどはエルサが……その心情は……。 炎上と凍結の二分された街。 その要因はエリサとエルサ……?
 フリーマンとマテラ・W・ナチ組に分かれて対処に走った。
 エルサを気絶させて回復の様子を見る、 フリーマン。正気を取り戻して、 手がかりの『白ネズコウ』探す。
 ツンドラ地帯に伝わっている、御伽噺をリョウガ、 エルサに語り確かめる。
 地響きを伴わせ、 デカネズコウ一個小隊が遂に出現し、 エルサとフリーマン・タッグの攻防がはじまった……
 必殺大業でデカネズコウ衆を出来はした。 残るはボスネズコウと手下二匹……
 エルサとタッグを組んでウェーズリー丞相のウィークポイントを攻めるフリーマン。 ウェーズリー丞相の腹の柔らかな部分が元の広さに戻った。
 エルサと共にフリーマンはウェーズリー丞相を撃破したが、 エルサが意思を乗ったられ手仕舞う。 フリーマンのままディープキス! 何時のもエルサ……セレンに戻った。
 セレンの証言により、 新たなるミックソン、 モングジラン少将とその大群が関与していることを知ったリョウガ(フリーマン)……セレン(エルサ)とともに創作をはじめた……。
 セレンとフリーマンVS催眠に掛かって操られているエリサ、 マテラ、 Wナチの壮絶バトル勃発。
 フリーマンが宙にエリサを誘い……エリサVSフリーマンがはじまる。 結果、 フリーマンが辛くも勝利する。
 フリーマンのリョウガは、 アイスウーマン・エルサのセレンの援護に行かず、 状況を確認し上空に飛ぶ……目的はこの騒動の根元のミックソン・モングジラン少将を探ることだった。


   90
 フリーマン(リョウガ)は、 SWEYEの性質を逆利用して……擬態していたモングジラン少将を掴み、 対処した。



(ここから本編の続き)



   91

 モングジラン少将が、 俺の知る限りでは四体!
 気を失ったミックソン女がそのままの姿で二体横たわっている。 向こう向きのセレンの足下で。
 顔を向けたセレンが俺を見て微笑する。 俺はクールに三体を視野に納めている。
 ロックアイスボディコンシールドを解いて……ゆっくり通れに歩み寄ってくるセレンは今はアイスウーマン・エルサだ。 セレンは足下に倒れているマテラとW・ナチの安否を気にしてそれらの体にそっと手を触れ体温や鼓動を気にしたようだ。
 「生きている、 かな。 流石フリーマン、 殺さずを守っている、 かな」
 と、 このホールディング可能エリアに入ってきて両手を竦めて俺の胸板に引っ付いた。 と、 同時に俺はセレンの今……この一瞬の境地……女心を察知して抱擁からの……誘惑の顔上げ両目閉じに準じた口づけ……真俗そうなセレンのチュー顔ぶり冥利について俺は美を目の当たりのこれもまた満足だ。
 いい女の最もな美顔を堪能できるシーンは……こういった求め合うキス顔。 求め合うセックス途中の喘ぎ顔。 求め合うその後のいっちゃた顔。 それらに伴う母体も不可欠な要素だ。 こればかりは誰でもいいというわけには俺は行かない。 俺が最もいいと思えるフェイスとフォルムを持つ女だけだ。 外見ではない! と言う奴はその考えを俺は否定するつもりはない。 が、 俺は百パー見た目だ。 どっからどう見てもいいと思える女だけ。 で、 その容姿にちゃ~んとその性質性格が露わになっている。 もちろん欠点も。 欠点のないピューソンなど存在しない。 ……補い合いたいか否かは、 やっぱ、 その容姿に愛着ぐらいは抱けないとならないのが俺だ。 ま、 他に意見を持つお方らはその考え通りでいいと思うが……。 もう別れたであろう元カミサンも出会ったの当時に一生そばにいて欲しく老いても手放したいとは思えないであろう……フェイスとフォルムで選んだ。 ま、 いっぱい喧嘩をしたが……ぶつかるよう削がなくなっていき……互いの本質を把握し……遠慮の要らない間柄になったことは確かだ。 が、 俺がフリーランサーを手にしてしまったことで、 俺の守備範囲では守り切れそうもなくなり、 離婚という形を取って要らぬハイエナ的ピューソン報道の自由主義者の魔の手から守ることにした。 離婚が成立していれば……俺がリサやヒトミ、 セレンとセックスを伴うお付き合いをしても不倫という事実はなく、 要らぬ火の粉が一般的ピューソンとその生活に向くことはない。 向いたとすれば、 それは誤報となるし一般プライバシー侵害がはっきりとする。 いわば、 履き違えた 『報道の自由』 の傘の下で下世話なマスコミハラスメントとして訴訟だって起こせるであろう……俺との縁は断ち切っていることで守られると言うことだ。 見せかけの縁などどうでもいい俺だ。 それに、 覚えのない上品なマスコミならこれを訊いてもむかつくことはないはずだ。 身に覚えがあるからむかつくので労……。
 ま、 いい。 例え話の尾に火がついて……奥底に眠っているストレスを吐いてしまうのは俺の悪い癖だ。 が、 ま、 そのお陰で俺独特の……オリジナル・フィクションストーリーがこの脳裏で展開され……PCキーボードを叩いて沸いて出てくる文字の羅列……で編集者のリュウザキリナの手によって削がれて……本屋に並ぶ。 「残したい物語は紙にして残さないとね」 と、 リュウザキリナの考えで……俺の本が後生に残る……であろう。 何処かで未来の誰かが全てを抹消しない限り。
 抱き合ってキスしまくりを気が済んでどちらともなく唇を離し……でないと話せない。 キスをしながらでも話せないこともないが……キスは今後もいつでも出来る。 このセレンとも。 今はこの自体の収拾が先決だ。 はやくマロコンに戻ってまったりしたい気分だ。
 「ところでセレン、 分身でも出来るのか? モングジラン少将って」
 「そうじゃない、 かな。 増殖しているだけ……かな。 要するにネズミの繁殖と同様に思えばいい、 かな。 一匹一匹が……」
 「モングジラン少将ってか?」
 「うん」 と、 愛らしく頷くセレン。 そのクールな外見とのギャップがこれまたたまらない。 リサにもヒトミにも見ることの出来ない魅力で、 これを個性という。
 「そうか。 全てが母体っていうことだな、 セレン」
 またまたセレンは、 「うん」 と、 セレンズ頷きを放った。 この独特さはヒトミーズスマイルに匹敵する……セレンの天然な武器だ。 「もっとも指揮している一匹が何処かに潜んでいる、 かな」
 俺はハッとして、 セレンに回した手をそのままに、 周囲を明らかに警戒する……。
 「なんか面倒臭い相手だなモングジラン少将ってえのは。 おっいてっ?」 と、 ちくっとした。
 俺の意識が一瞬に飛んで……勝手にこの鳩尾に俺のエナジーが集中しはじめるのを感じはじめている……。



     次回へ続く……お楽しみに m(_ _)m




    ☆わたしの私感☆
    自信とは、
   評価を気にせず
   己の言動することだ。



*誤字、変換ミスがございましたら……悪しからず*



   by:音太浪 m(_ _)m






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